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Cafetalk Tutor's Column

Tutor Kei S-Schönberg 's Column

ノーベル賞週間がはじまりました!

Dec 5, 2018



今年のノーベル賞は生理学・医学賞部門で日本の本庶 佑先生が受賞されることになりました。とてもうれしい限りです。

実は私はノーベル賞授賞式に招待していただいたことがあります。テレビで毎年放送されるのは平和賞の授賞式(ノルウェー・オスロ)と「平和賞」を除く5部門(スウェーデン・ストックホルム)での授賞式です。ストックホルム市庁舎で行われるのですが、普通画面で見ることのできるのはスウェーデン国王・女王両陛下とヴィクトリア皇太子(ヴィクトリア王女)と受賞者及び、スウェーデンアカデミーのメンバ―の並ぶ舞台の上だけです。今日は舞台のほうからみたノーベル賞授賞式を少しお話しできたら、と思います。

まず、舞台すぐ下、一階席はベルナドッテ王家や王家に連なる方々がお座りになります。各国の大使・大使夫人は正面一階席になります。私たちロータリ―国際財団親善大使は舞台に向かって左側の2階席でした。正面3階席はストックホルム大学の合唱団の団員が女性は白のドレスで、男性は燕尾服を着て座ります(大勢います)。受賞者の方々を先導して舞台の上を歩いてくる2人の白いドレスの若い女性たちは、このストックホルム大学合唱団の団員です。彼女たちがかぶっているのは”学生帽:studentmössa"とよばれていて、高校卒業証(studenten)をとったとき、学生がそれぞれ購入するものです。晩餐会の後のダンスパーティはこのストックホルム大学合唱団の大学生たちの主催です。

上はストックホルム市庁舎で舞台を背景にとった大昔・大学生時の私です(笑)。舞台に背中を向けていますが、もちろんまだスウェーデン国王・女王両陛下はいらっしゃっていません。まだデジカメが市場にやっとでてきたか、というときに、むかしなつかしの“写ルンです”でとったような記憶があります。(ので画面非常に暗くて、美しい舞台の様子がよくわからくてすみません)私の時はヴィクトリア皇太子ではなく故リリアナ王女が女王陛下のお隣にいらっしゃいました。

授賞式が始まって、スウェーデン国王・女王両陛下、故リリアナ王女がお出ましになります。日本の皇族方とちょっと違う印象を受けました。非常にリラックスして椅子にかけておられる感じです。国王陛下があまり椅子の座り具合がよろしくなかったようにお見受けしました。(あとはお察しください・・・)

お料理ですが、私の時はメインは鹿の肉でした。日本に住んでいてフランス料理のフルコースを想像していると、少し感じが違います。お料理は大きなお皿で出てきて、とりわける感じです(驚きました)。そして時間がかかります。ノーベル賞授賞式晩餐会で使われるグラスはスモーランド(Småland)で作られているものです。スモーランドは車がないとなかなか行けないですが、各地にグラス製作所があります。私の学生時代はリキュールグラス(グリーンで柄の部分がユーモアのあるデビルのデザインでした。今はどうでしょうか・・・)を個人が同じスタイルのものを購入することもできます。

私はこの日のために日本の誇る真珠のネックレスを用意していたのですが、防犯のため銀行の金庫に入れていて、イブニングドレス一式準備万端でストックホルムに向かったつもりだったのですが、うっかり忘れてしまい、ストックホルムのホテルで大慌て!今は亡き夫に、”すぐ持ってストックホルムまで来て!一生に一回のことだから!”、と無理やり会社を休んでもらおうとしたのですが、”銀行はもうしまってるよー”、で写真の通り、小さな真珠のペンダントとなってしまいました。(いまだに悔しいです・・・)

色々な意味での一生の思い出です・・・

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