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Cafetalk Tutor's Column

kuro 講師のコラム

日々の勉強法その1:問題文を書き写すべきか

2019年1月16日

「問題文を書き写すと、よりその内容をよく理解できる」という話があると聞きました。
これについての僕の考えは・・・
ちょっと無駄な気がします。
目的は問題文を書くことではなく、問題文から式を使ったり、解法を思いついたりすることです。
だから、まっさらな問題文がすでにある状態からスタートして、式を書く練習をしたり、方法をまとめたりしたほうが良いです。
ただ、例えばまとめノートを作る場合、問題文があったほうがいいですね。そういうときはコピーして貼れば良いです。大事なのはその後です。(コピー代がもったいなければ、問題集には書き込まないで、解答はノートに書けばいい話です)
僕は受験生の頃、左に問題を貼って、右に解法やまとめを書く、というノートを全科目作って、受験直前は問題集でも参考書でもなく、そのノートだけを復習しました。
東大2次の受験のため、福岡から東京に飛行機に乗って、一人で受験しに来たのですが、ほんとに問題集・参考書・単語帳のたぐいは一冊も持っていかなかったですよ。ノートだけです。受験までの2日間はひたすらこれを見ていました。
なかなか思い切ったことしたな・・と今でも思いますが、実際に受験勉強をしているその当時の感覚としてはこれがベストだという判断だったんでしょうね。そしてそれで良かったと思います。
参考にしてください!
(ちなみに、今こういう仕事をしているので、そのまとめノートが残っていれば、教材として、ノートのお手本として、かなり役立つだろうなあと思うのですが・・・
受験が終わったらすぐ全部捨てちゃいましたね^^;。開放された!と思って)

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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