【お金のコラム】万が一ってどんな時?正しいリスク管理とは

Abemomo

保険を考えるとき、「万が一に備えて」って言いますね。

ではいったい、万が一とはどういう状態のことを言うのでしょうか。どうしておけば、万が一に備えられるのでしょうか。

 

1.病気になることが万が一ではない

医療保険の例でいうと、万が一というのは、病気になることではありません。病気になって医療費がかかった時に払えない状態が万が一です。

保険に入る目的は、自分の貯金で払えない分の補てんです。

ですから、普段からきちんと貯金をしておいて、払えるのであれば、保険に入る必要はありません。むしろ、保険に払う分をきちんと貯金しておけば、お金の方が使い道自由ですから、いざという時に助かります。

 

2.貯金だけでは万全ではない

では、貯金さえしておけばいいのでしょうか?

日銀のデータによれば、以降、日銀は紙幣を発行し続けています。それはどういうことかというと、お金が多く出回っているということは、お金の価値が下がっているということです。つまり、10年前に1万円の価値だったものが、今は9000円くらいの価値しかないということです。もし資産を貯金のみで持っていれば、資産価値が90%に下がっているということです。

実は何もしなくても、いえ何もしないからこそ自分で万が一に近づく状態を作っているのです。

 

3.投資は危ない?

その状態を回避するためには、持っている資産を殖やすことが必要です。つまり、株、投資信託などで運用することです。

投資って危ないんでしょ?という声をよく聞きますが。投資が危ないのではありません。投資に対する知識がないのが危ないのです。

ですから、本を読んだり、専門家に聞いて知識を身に付けなければいけないのです。

これは投資に限ったことではありませんが、知らない・できないということはリスクです。

 

話は最初に戻りますが、備えあれば憂いなし。備えとは、お金であり、知識です。備えがないのが、万が一の状態です。対処できる経済力・知力があれば万が一を回避できます。

普段からコツコツと万が一にに備えましょう。

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
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