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Cafetalk Tutor's Column

Tutor Sarie Nakajima 's Column

私の過去の摂食障害のお話し(完治済)

Jul 21, 2020 | 2 Comments



今回は私のダイエット歴について、書き殴ってみます。

何を隠そう、私は摂食障害者でした。

 

 

巷にあふれる、人のコンプレックスを刺激するようなダイエット広告。

コンプレックスを煽るような広告や企画は幼い時から目にしていました。

 

小学生〜10代の頃は、テレビで健康番組が流行っていて、毎週“○○ダイエット”と銘打った実験企画をやっていました。

 

“たったこれだけで、ウエストがマイナス5cm”とか、データが強調されて、特集で紹介された食材は放送翌日にスーパーから消えて。

 

でも結局データを捏造していたことが問題になって、打ち切りになった番組もありました。

メディアが一方的に表現するものの中に、事実のように見せている偽物って、実はすごくたくさんあるんだと思います。

 

そのため、太っていることは悪。治さなければいけない、そして人から馬鹿にされるのだと、小さいころから肌で感じていました。

痩せていなければ嫌われる、そう思い込んでいました。



でもおそらく、私は痩せた体がほしかったのではなく、本当は人に愛されたかっただけなんだと、その思いに気付けたのはつい最近です。この件についてはまたお話ししますね!

 

 

 

私はもともと肥満体型のこどもだったので、
小学2年生の頃、体育館で学芸会の練習中、隣のクラスの男の先生に「そこのお尻が大きい子、小さくなりなさい」

と学年全員の前で大声で注意されたり。(その後大泣き)



ぽっちゃりしていた中学生の頃も、美脚の同級生に膝の上の脂肪を「膝が二つあるみたいだね(笑)」って笑われたり。(言い返せず黙る)



ニキビだらけで目も小さくて、デブで短足でチビ。馬鹿にされ、笑われ続けていました。

こういう小さい頃の経験や目にしてきたものって、結構ガツンとくるんですよね〜。

 

 

初めてのダイエットは小学4年生の頃でした。

 

自分が太っているから笑われちゃうんだ、私が痩せれば言われないのかもしれないって思いからダイエットを始めました。

しかし何も勉強しないまま極端なダイエットをした結果、摂食障害になりました。



毎日何度も体重を測って、すごくストイックでした。

昨日より体重が減っていると『私ってすごい』と思って。

でも、他人と比べたらまだ自分は太っているからもっと痩せなきゃとか、たった数百グラム増えただけでも酷い罪悪感で落ち込んでいました。

下剤を飲んだり、甲状腺の病気を患っている母の利尿剤を隠れて飲んでしまったり。


とにかく体重の数値が増えることが怖くて仕方ありませんでした。



体重や食べ物に振り回されて、毎日一喜一憂して生きるのがつらかったですね。

 

・小学4年生で10キロ減量。(身長150cmで体重は35キロくらいだったかな?)

・二次成長期で女性の体になり始めたときに15キロのリバウンド

・17歳の時に食事制限ダイエットで15キロ減量



一番摂食障害が酷かったときは20歳の頃。
お酒とレッドブルと、枝豆、利尿剤と下剤だけで生きていました。

この時、155cmで38キロ

メンタルもボロボロでした。あまりに生活が酷かったので、見張りのために当時の彼氏の自宅に軟禁されましたっけ(・v・)笑




その後23歳でフィットネス業界に入り
正しい運動を取り入れ、食事改善をし当時48キロになりました。

(今はこの頃よりも体重増えてるけど毎日ハッピー♡)

しかし、これだけ減量とリバウンドを繰り返してきたので、当然体に負担がかかりました。


間違った極端なダイエットを繰り返した結果、
30歳のときにメニエール病と不整脈を患いました。(メニエール病は完治しています)


 

ダイエットにも様々な方法がありますが、一番守らなければいけないことは、健康です。

みなさんが、正しい方法で、幾つになっても健康でいられますように。


*+.*.。  Sarie Nakajima ゚+..*

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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