こんにちは、手話講師のakko.yです。先日、久しぶりに手話サークルに行ってきました。
耳が全く聞こえないろう者が手話で、ある表現をしてくれました。それは、食パンにスライスチーズを
のせ、それをトースターに入れるとチーズがとけていく様子です。
そんな簡単なこと、誰でもできるでしょ?!と、思いますよね?出来ても、相手に伝わらないのです。
何故、伝わらないか?それは私たち、耳が聞こえる聴者は想像力が乏しいからです。ちょっとした空間や
物の大きさなど、目に見える物すべてを普段から意識して見ていないからだと思います。それとは逆に
手話ではなす聴覚障害者は目から入る情報が頼りで、物の特徴など捉えるのが上手です。
聴者が表現しても、食パンがやたら大きかったり、そのわりにトースターが妙に小さくて、
食パンが入らないんじゃないの?!とツッコミたくなります。かくいう私もそのうちの一人ですが・・。
手話ではなす聴覚障害者の表現力に近づけるように、普段の生活から意識して色々なものをみていこう。
と、改めて感じた私の「チーズトースト&トースター問題」でした。