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Cafetalk Tutor's Column

Tutor aoba 's Column

今日のことわざ「女心と秋の空」

Sep 7, 2020



【女心と秋の空】

読み方は「おんな ごころ と あきの そら」

意味は
女の男に対する愛情は、秋の空模様のように変わりやすいということ。
男心と秋の空」が本来のかたち。

「女心と秋の空」は
「女性の気持ちというのは、まるで秋の空のように変わりやすく移り気である」という意味のことわざ。
これは女性が男性に対して抱く愛情のことだけじゃなくて、
個人的な感情、考えや決意などを含めて「コロコロと変わる」という意味も。
加えて「起伏が激しい」「笑ったり泣いたり、気持ちがよく変わる」などというニュアンスも含まれているらしい。
つまり、
さっき言ったことが嘘のように見事に逆転して、予想もつかないような展開になったり、
昨日の気持ちと今日の気持ちが全く異なったりするような様子を指している。
状況的にはややため息交じりで
「女性の心は読めない」といった困惑した感じが伝わってきますね。
BUT!!
もともとは「男心と秋の空」でした!
このことわざが誕生したのは江戸時代で、
既婚男性が他の女性に気持ちが移ろいやすいことを表現していたもの。
既婚女性が他の男性に気持ちを許すことは禁止されていても、
既婚男性にはさほど厳しくなかった(# ゚Д゚)江戸時代から室町時代にかけての
文化風潮を示すものでもあったんです。
しかし、
大正時代を迎え女性の地位が認められるようになってくると、
恋愛に対してのルールや価値観も変わってきました。
この頃、
男性への愛情に対してのみならず、
女性の感情の激しさを示した女性版「女心と秋の空」が生まれた。
「気持ちがコロコロと変わる」という意義の類語には
「女の心は猫の目」
「分からぬは夏の日和と人心」などがあります。
広い意味で「人の心はわからない、測り知ることができないものだ」という意義で考えれば
「測り難きは人心」も類語の一つとして捉えても良いかも。


でもさぁ~~恋愛に関しては
絶対に「男心と秋の空」だと思うんですけど・・・
もちろんそうじゃない人もいるけど

割合を見たら「よそ見するのは男だろ!!」って言いたい(笑)
男性の皆様、いかがですか?


青羽美代子オフィシャルサイト

ブログUPしました(^^)/

http://miyokofficial.com/blog/6157


さて、今日は発音ではないんですが

日本語は「くっ付くと変化する」発音があります。
例えば今日の「女心」
一つずつだと「おんな」と「こころ」
でも、繋がると「おんなごころ」で「こ」が「ご」になります。
「勉強」と「机」も「べんきょうづくえ」・・・「つくえ」が「づくえ」に。
「洋服」と「箪笥」も「ようふくだんす」・・・「たんす」が「だんす」に。
「裁ち」と「ハサミ」も「裁ちバサミ」・・・「はさみ」が「ばさみ」に。
少しずつ覚えましょうね~(^^)



This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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