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Cafetalk Tutor's Column

Masamy 講師のコラム

「書く」ことから得られるもの

2020年10月19日

日本人は英語学習において、アウトプットがとても足りないと言われます。
「日常で英語を話す機会がないから」
「ネイティブの友達や知り合いがいないから」
などという理由が多いです。

ただ英語のレッスンは、ここ最近はオンラインを含め、かなりの数のスクールが存在しています。値段もお手頃な感じのレッスンも増えています。

そこでふと思うのが、日常で英語を話す機会がない人は、実際レッスンではしっかりアウトプットをしているのかなあということ。

「なかなか先生に質問できない」
「話題を提供するのが難しい」
「自分の英語が合っているのかどうか分からない」。。

などというコメントをよく耳にします。

もしかすると《アウトプットの機会がない》=《アウトプットの仕方が分からない》
のかなと、最近よく感じます。

「先生を上手に使ってください」というアドバイスをよくします。西洋と日本の違いの一つには、「表現力/自己主張力」があります。思ったことをその場で表現するという力です。
受け身学習が主体の日本では、なかなかその「癖」が抜けきらないのも事実です。「先生を上手に使う」というのは、レッスンを「受ける」という感覚より「参加する」という感覚に意識的に変えていくという意味です。そうすれば、自然と「聞きたいことを聞く」「言いたいことを言う」というスタンスが作られ、ジワジワと自分が納得いく、又は満足するレッスンを消化できるようになります。

もう一つのアプローチとして、「書く英語」にフォーカスを置くのもおススメです。「書く」作業は、自分ペースで進みます。つまり、言いたいことを言える(書ける)ということです。自分を表現するのが少し難しいなあって思う方は、「書く英語」をしっかり利用しましょう。自己表現を《癖》にすることも、英語学習ではとても大事です。

私が提供させてもらっている「理解が楽しいライティング」では、間違いを正すだけではなく、皆さんと同じように英語を学んできた日本人講師ならではの経験と視点で、納得いく添削を提供させてもらっています。書けば書くほど楽しくなるというコメントもよく頂きます。
「書く英語」と「話す英語」がどれだけ繋がっているかを体感できるレッスンです!




本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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