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中学受験 算数編 間違い直しノート

Apr 14, 2021

問題を沢山解くだけでは成績は上がりません。

 

自分が間違えた問題をとき直す事が大切です。

 

特に算数は間違った問題をできるようになるまで、何度も繰り返す必要があります。 

 

苦手な問題を克服する為に、苦手な問題だけを集めた自分専用の間違い直しノートを作るのも一つの手です。

 

 

 

 

自分専用の間違い直しノートを作る時のポイントしては、

 

 

①問題数を絞る

 

間違った問題全てをやり直すのではなく、いる問題だけに絞ります。

 

一回に作るのは多くても10題。5題程度で十分。

 

あまりに問題数が多いと、やる気を失ってしまいます。その代わり、選んだ5題は徹底的に頭に叩き込むことが必要です。

 

その問題の解答の精度としては、反射的に解けるようになるレベルが必要です。

 

目安としては1題2分以内に解けるところまで目指したいものです。

 

 

 

②ノートを作る作業時間はなるべく減らす

 

間違い直しノートの目的は、算数の問題を頭に入れることにあります。

 

決して、ノートを作ることが目的になってはいけません。

 

しかし、どうしても一定数、丁寧にノートを作ろうとするあまり、ノートを作る方だけに夢中になってしまわれることがあります。

 

極論になりますが、

 

自分が間違えた問題は、ノート作りの労力を減らすために、

 

間違えた問題をコピーして、ノートの見開きの左側に貼る、そして右側に答えとポイントを書く。

 

コピーや貼る作業は、どうしても時間がなかったりするときは

 

その作業部分は親御さんにお願いしたり、最悪、コピー部分はホッチキスで止めておいても構いません。

 

その問題の解き方を頭に叩き込むことに時間とエネルギーを費やしてください。

 

 

 

この自分専用の間違いノートは

 

自分の弱点克服ノートでもあります。

 

何回か間違った問題を見ていると、自分が間違う傾向がわかってきます。

 

また、自分の弱い問題を集めておくことで、

 

そもそも何を、どの分野を勉強したらいいのだろうという、自分で自分のことがわからないという最ももったいない状態を避けることができます。

 

自分の弱いところが、見える形で、目の前にあるわけですから。

 

このノートは、受験直前期も、見直すことができます。

 

自分専用のよく間違うところを扱った、世界で一つのノートです。

 

受験会場にも、心のお守りとして、持っていくことができます。

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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