Let the world spice up your life.

Cafetalk Tutor's Column

Tutor Sarie Nakajima 's Column

更年期の働く女性の心と体にピラティスを取り入れる

May 26, 2021

企業での働き方改革が進められることで働く女性がフィットネスをライフスタイルに取り入れながら生き生きと女性としての人生を楽しむ環境が整えられつつあります。

生涯現役を前提に 婚活期 妊活期 産前産後 育児中 40代 50代 更年期 60代~

女性のライフステージ別の心と体の変化とピラティスの楽しみ方を紹介しています。

出産回数が少ない現代、更年期が早まる。仲間と一緒に気持ちも体も心地よく調整。

更年期の働く女性は心身ともに不安定になりがちです。

更年期は閉経の前後5年間をさしますが、この時期ホルモンバランスが急激に崩れることで体の不調(のぼせ、ほてり、めまい、不眠、腰痛、肩こり)などに加えて精神的な不調(イライラ、意欲低下、涙もろい)などを感じる人も多くいます。

そんな中、生活環境も不安定になりやすい時期が重なります。

仕事では最前線を退き、後進を育てるポジションなどに移行して行く時期。プライベートでは子供が巣立つ一方で、親の介護や配偶者も定年が近づき仕事や収入などが変わる時期でもあります。

女性の卵子は生まれながらにして数が決まっているため出産回数が少ないと排卵が止まる期間が少ないことから、更年期も早めに来る可能性があります。更年期は50歳前後と言われていますが、少子化が進む現代では更年期を迎える平均年齢は早まっていると考えられます。

更年期障害って、だれもが名前は知っていて、冗談などでは口にされるのに、実態の症状はわかりにくい。

自分がなる前はどういうことが起きるか知りたかったけど、調べてみても、『更年期障害に効く!』みたいな情報はあっても、具体的に『更年期になると、なにがどうなるのか』っていうのは意外とない。

更年期障害をはじめ、病気や不安はからかいや冗談にせず、分解していくことが大切だと思います。たとえば、生理前に起きるPMSpremenstrual syndrome:月経前症候群)は最近になって世間的に認知されたけど、症状に名前がついたことによって救われた人って、すごく多いはずです。

こういう原因があって、こういう症状があって、その症状なら、こういう治療や対策で治るしということを分解していけると良いですね。

ピラティス指導者として更年期の女性にまず進めたいのは、おしゃべりも楽しめるレッスンに参加することです。

当教室のレッスンでも、必ずフリートークの時間を設けて生徒さまとトレーナーとのつながりを作ることも大切にしています。

身体的にもまず心も体もリラックスすることを重視して、ストレッチやセルフマッサージなどを十分に行うとともに、気持ちも元気になれるエクササイズで十分に体を動かすことで、夜の睡眠の質も高められ身体機能や内臓機能の回復も促せます。

心身ともに不安定になり、不安も大きなる更年期の働く女性は、仕事でもなく家庭でもなく安心して心許せる仲間の存在や気にかけてくれる指導者の存在は本当に大きいです。

おしゃべりが楽しめると運動も継続できて心身ともに元気に

まずはリラックスが最重要。大きな環境の変化の中で心身に力が入りがち。ストレッチやセルフマッサージで体をほぐして自律神経の調整をしましょう

筋肉、内臓、骨を元気に

基礎代謝や身体機能の低下に加えて内臓機能や骨も弱くなりがち。安全を確保しながらもしっかり体を動かすことで睡眠の質も高くなり回復力を維持できます。

オンラインパーソナルレッスンでフリートーク

心身ともに不安定になり、不安も多くなる更年期の働く女性は、仕事でもなく、家庭でもなく、安心して心許せる人の存在は大きいです。レッスン中のフリートークや、レッスン前後もおしゃべりが楽しめると運動も継続できて心身ともに元気に!

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

Got a question? Click to Chat