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Cafetalk Tutor's Column

Tutor yuka.t.33 's Column

「梅雨」どうして「つゆ」って読むの?

Jun 9, 2021

みなさん、こんにちは。
以前(いぜん)紹介(しょうかい)したように、日本(にほん)の
漢字(かんじ)の
読み方には音読(おんよ)みと訓読(くんよ)みが
あります。

そして漢字を2,3字組み合わせて熟字(じゅくじ)を作り、
漢字一文字単位(かんじひともじたんい)ではなく、熟字(じゅくじ)
単位(たんい)で
訓読みを当(あ)てたものを熟字訓(じゅくじくん)
と呼びます。

熟字訓の中には「梅雨」(つゆ)という言葉があります。
もちろん「ばいう・音読み」と読むこともできるのですが、
どうして「つゆ・熟字訓」と

読むようになったのでしょうか。
これにはいろんな説があるそうですが、1つは、
梅雨の時期⦅6月から7月にかけて長(なが)い期間(きかん)雨が降り続ける時季⦆
に大きく実った梅の実が潰(つぶ)れる、
というところから
「潰ゆ」と読むようになったという説です。潰ゆ→→→つゆ

「梅雨入り」つゆいり、「空梅雨」からつゆ、「梅雨明け」つゆあけ
など、日本語には四季(しき)があるからこそ、とても豊(ゆた)かな
言葉(ことば)が生まれたのだと思います。
梅雨時(つゆどき)は、いつもどんよりとした、薄暗(うすぐら)い
空模様(そらもよう)ですが、そんな中にあって、かわいい色を添えてくれるのが
紫陽花(あじさい)です。
今年、私の小さな庭にも、2年前に友人(ゆうじん)からもらって
挿し木(さしき)をした紫陽花が、立派(りっぱ)に咲きそろいました。

カフェトークを始めて1年が経ち、やっとrecommended を
いただきました!(^^)!
いつもfeedbackをしてくださる学習者さんには、とても感謝しています。
これからも楽しいレッスンを心がけ、日本語が好きな人を、少しでも増やして
いきたいと思っています。
日本の自然(特に京都、奈良)についてお話しませんか。リクエスト
お待ちしています。yuka

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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