アクセントの位置の重要性2:ティラミスが食べられないかも!?

ARI T.

ティラミスはお好きですか?
イタリアで本場のティラミスが食べたいですか?
だったら、アクセントを意識した発音練習しないと、、、
通じないかもしれません。
 
どうだろう?
レストランで、デザートの話をしているのだから分かってくれるかも?
イタリア人も、さすがに日本人が発音する「ティラミス」が「tiramisù」だと分かるようになっているかも?
ティラミスの綴りはtiramisùtiramisuではありません。
そう、最後の文字は「ù」
ですから一番最後の母音にアクセントがきます。
 
 日本ではティラミスの「ティ」の部分を一番抑揚の高い音で発音していることと存じます。
それをここではティラミスと表記しましょう。
(アクセントがくる音節を大文字で表記します)
だけどイタリア語の綴りはtiramisùですから、
最後の「ス」にアクセントがきます。
正しい発音はティラミなのです。
 
はぁ~???
 
 
と言う方のために、youtubeで音声を探してみました。
https://youtu.be/pKSlTLOneww
最初のtiramisùは少しわかりづらいかもしれませんが、何度か言うので聞いてみて下さい。
言うたびにイントネーション(=抑揚)が違います。
特に最後のtiramisùは「ti」を大声で高いイントネーションで発音していますが、
アクセントはちゃんと「sù」に置かれています。
分かるかな〜??
この方のイタリア語、かなり綺麗です。
もう一つ注目(?)していただきたいのが、異様に大げさなイントネーションがない、と言う点。
もちろん、強調したいところではイントネーションを使っていますが、それはイタリア語における自然なイントネーション。
そしてむしろ抑揚のない、棒読みのようにも感じられる部分も多くある、と言う点。
きちんとアクセントを置きさえすれば、大げさなイントネーションは使わずに話すのが自然なイタリア語です。

 
ちなみに、イタリアでお店てtiramisùを頼んでも、カップに入った既製品のtiramisùが出てくることもあります。
がっかりしすぎないようにしましょう〜。

音読クラス、発音クラスではもちろんのこと、
どのクラスでもアクセントの指導をいたします。
そこまでは指導してくれなくて良いんです、という場合は直しませんのでご安心を♪


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