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Cafetalk Tutor's Column

Tutor Yoshi Sensei 's Column

英語の教材何冊持ってる?

Nov 11, 2021 | 2 Comments

 



お疲れ様です、Yoshiです。


英語の勉強に欠かせないのが英語の教材。

単語集、文法書、英検対策、過去問・・・


たくさん種類がありますが、みなさんは教材を何冊持っていますか?

本屋さんに行くとたくさんの教材が並んでいて、

どれも買えば英語力が伸びるような気がしますよね。


今回のコラムでは、教材の冊数との付き合い方をまとめます。



<<教材は浮気するな>>


鉄則中の鉄則。


教材には浮気するな。


単語集、文法書、対策本はそれぞれその1冊を

完璧にするまで次の参考書は買わないこと。


その理由はズバリ、お金と時間の無駄だからです。


表紙と中身をパラパラっと見てみた感じで買った1冊や、

Amazonでランキング上位だったもの、

ネット記事でおすすめされていたものなど、

教材との出会いは人それぞれ。


ところが実際に勉強を始めてみると、


「なんか思ってたのと違うかも」

「自分には合ってない教材だったかも」


そんなふうに思える瞬間がよくあります。


しかし、

そこで他の教材に浮気をしてはいけません。


そもそも同じ言語(ここでは英語)の単語や文法をまとめた教材たちですから、

単語集でも文法書でもある程度メジャーなものであれば内容はほとんどかわりません。

教材1冊をじっくりやりこめば英検2級程度の英語力はほぼ必ず身に付きます。


「もうちょっと練習問題が多い方が・・・」

「解説が少なくて・・・」

「文字が多くてわかりにくくて・・・」


教材に対する不満は割と出てきますよね。


そんなあなたに一言。




いいから黙って
1冊やりきれ。




どんなにつまらないと感じても、
3周くらいじっくりやりこめば、そうした不満はおそらく消えます。

教材との相性を気にしているだけ時間の無駄です。

口を動かすよりも手を動かせとはこのこと。

さらに新しい教材を買おうものならお金も無駄。


教材に浮気してはいけない理由その1、
お金と時間の無駄になるからです。



<<教材を読み込む力>>


教材に浮気をしてはいけないもう1つの理由は、

浮気をすると教材を読み込む力が身につかないからです。


言語学習を独学で進めていくのは大変です。

そこで教材選びよりも重要なのが、

教材に書いてあることを100%吸収する力です。


普段から読書をしない人がいざ本を読むとなると、

読み進めるのに苦労することがよくあります。

これと同じことが教材選びにも起こります。


そもそも教材1冊を勉強しきったことがない人にとって、

独学で1冊目をやり通すのは大変なことです。


あなたも学生時代に学校で買わされた単語集や分厚い文法書を

結局全部やらないまま卒業した経験、ありませんか?


まず1冊、どんなに辛くても飽きそうでもやり切りましょう。


ある教材の冒頭10%で他の参考書に浮気してしまった人は、

次の浮気相手でも10%しか吸収できないまま、

それ以上を読み込む力がついてません。


「ここに書いてあることは全部頭に入った!」


そう言えるようになってはじめて卒業です。

その頃には次の教材も100%吸収できる力が身についています。


教材に浮気をしてはいけない理由その2は、

教材を読み込む力が必要だからです。


<<終わりに>>


今日のコラムは「教材には浮気するな!」とのテーマでまとめました。


TOEIC満点向けや英検1級対策ですら専門の参考書が出てますから、

どんなに高度なレベルの資格試験でも「浮気ダメ理論」は当てはまるはず。


過去の自分が選んだその1冊と長いお付き合いをしてくださいね。


それでは。




※注意※

どんな教材でもやり続けろ、というわけではありません。

個人的には「これは避けるべき」という教材はあります。

また別コラムでまとめますね。



This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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