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Cafetalk Tutor's Column

HIROYAS 講師のコラム

お笑い番組の笑いのツボは?

2022年3月12日

突然ですが、読者のあなたはお笑い番組、好きですか?

「最近はテレビ自体つまんないから見てない」

「無理に笑わせようとしてるから見ていてイタイ」

「興味のある分野のYoutuberの動画視聴がはるかに楽しいわ」

という声も聞こえてきそうですね。

 

筆者もテレビを持っておらず、バラエティ番組から疎遠になって久しいです。

しかし、笑いというのも、「言葉が通じて」こそ、成立するもの。

同時に「無理矢理」な感じがあれば、あまり笑えない場合もあるでしょう。

逆に、ある程度「パターン」が整ったコントやコンビなどなら、見ている側としても「どう出るか?」との予想で、ドンピシャでも意表を突かれても、引き込まれるのではないでしょうか。

 

筆者が韓国滞在中に見ていたお笑い番組があったのですが、複数のコーナーがあり、いくつかのパターンというのがありました。今回はそれを紹介したいと思います。

 

まず、言葉がわかればおかしく、笑えるパターン。

ショートコントとして、1人のシチュエーションのみに注目し、後半は周囲の発話を含めた種明かしというものです。

https://www.youtube.com/watch?v=8nKAK3et5bw

 

これは言葉の理解に加えて、「嫌われることを言ったり、やったりする」というコンセプトで、(筆者個人としては)あまり笑いのツボがわからなかったです。

https://www.youtube.com/watch?v=CbYN09M0K_w&t=108s

 

こちらは同じく、「悪い奴ら」という意味で、ワル自慢をしたところ、1人弱者を相手に狼藉を働いたとのことで、浮いてしまうというもの。

そのほか、「女性に免疫がない」「老けた顔でいること自体がワル」などのキャラ設定がなされています。

https://www.youtube.com/watch?v=WuhHHOuVASQ

 

逆に、これは言葉があまり出てこず、単に「太っている」ことをネタにしたショートコント。

言葉がわからなければ面白さも半減するものの、雰囲気なりで伝わる場合もありそうですね。

https://www.youtube.com/watch?v=1B2y14dB4PY

 

2番目のを除き、そこそこ韓国語がわかるなら、母語話者でなくても見ていて「面白い」と感じるのではないでしょうか。

手前味噌ながら、こういう映像物なりで少なくとも母語話者の表現のパターンはわかって、「耳」は鍛えられた経験があります。

 

韓国語以外でも、語学学習でのどんなパターンでの「笑わせ方」なのか、見てみるのも面白いかもしれませんね。

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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