突然ですが、読者のあなたはお笑い番組、好きですか?
「最近はテレビ自体つまんないから見てない」
「無理に笑わせようとしてるから見ていてイタイ」
「興味のある分野のYoutuberの動画視聴がはるかに楽しいわ」
という声も聞こえてきそうですね。
筆者もテレビを持っておらず、バラエティ番組から疎遠になって久しいです。
しかし、笑いというのも、「言葉が通じて」こそ、成立するもの。
同時に「無理矢理」な感じがあれば、あまり笑えない場合もあるでしょう。
逆に、ある程度「パターン」が整ったコントやコンビなどなら、見ている側としても「どう出るか?」との予想で、ドンピシャでも意表を突かれても、引き込まれるのではないでしょうか。
筆者が韓国滞在中に見ていたお笑い番組があったのですが、複数のコーナーがあり、いくつかのパターンというのがありました。今回はそれを紹介したいと思います。
まず、言葉がわかればおかしく、笑えるパターン。
ショートコントとして、1人のシチュエーションのみに注目し、後半は周囲の発話を含めた種明かしというものです。
https://www.youtube.com/watch?v=8nKAK3et5bw
これは言葉の理解に加えて、「嫌われることを言ったり、やったりする」というコンセプトで、(筆者個人としては)あまり笑いのツボがわからなかったです。
https://www.youtube.com/watch?v=CbYN09M0K_w&t=108s
こちらは同じく、「悪い奴ら」という意味で、ワル自慢をしたところ、1人弱者を相手に狼藉を働いたとのことで、浮いてしまうというもの。
そのほか、「女性に免疫がない」「老けた顔でいること自体がワル」などのキャラ設定がなされています。
https://www.youtube.com/watch?v=WuhHHOuVASQ
逆に、これは言葉があまり出てこず、単に「太っている」ことをネタにしたショートコント。
言葉がわからなければ面白さも半減するものの、雰囲気なりで伝わる場合もありそうですね。
https://www.youtube.com/watch?v=1B2y14dB4PY
2番目のを除き、そこそこ韓国語がわかるなら、母語話者でなくても見ていて「面白い」と感じるのではないでしょうか。
手前味噌ながら、こういう映像物なりで少なくとも母語話者の表現のパターンはわかって、「耳」は鍛えられた経験があります。
韓国語以外でも、語学学習でのどんなパターンでの「笑わせ方」なのか、見てみるのも面白いかもしれませんね。
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