こんにちはSaoです。

長ったらしいこの昔話も3話目に突入してしまいました。何回も言いますが読まなくて大丈夫です(笑)

昔話1：勤務していた英会話スクールの裏事情

昔話2：更の裏事情＆人を数字として見ていた先の末路

英会話スクールで勤務して数年、心の声や反対を無視して利益や数字ばかり追うようになってしまった私。
そうなって数か月がたった時、スクールの生徒様が次々と退学する事態になってしまったり、さらには自身の体調もあまり良くなくなり、婦人系の病気に引っかかったり、数か所に十円ハゲをこしらえてしまいました。

特に10円ハゲは何の前触れもなくある日突然出来ていた(と思いたい)ので、知らぬ馬にストレスをためていた様です。

そんな体調の変化・生徒様の退学に直面してようやく目を覚ましました。

本来生徒様の英語学習・目標に向けてのサポートをさせて頂くつもりでお仕事していたのに、気が付いたら意識は生徒様でなく数字。

そんな意識ではそりゃあ表面上は良く接していても、相手には伝わってしまいます。

そして【生徒様＜数字】なんて、本来は私が一番したくなかった事でしたが、いつの間にか意識がそちらに向いてしまったいた事、そしてそれが嫌だという心の声を無視した結果、
ハゲや婦人系の病気、そして生徒様の相次ぐ退学という事で問題が表面化されました。

恐らくですが、10円ハゲに関してはストレスも原因の1つではあるとおもいますが、
「ここまでしなきゃ間違ったことをしていると気が付かない」という域に私が行ってしまっていたが故に、身体がどうにかして教えなくちゃという警報の様なものだったのではないか…

と今では思います。

そしてハゲによって私が、「生徒様と接する事・数字や成果を気にせず、一人一人丁寧に向き合いたい」という思いで本来いた事を思い出さしてくれました。

それから年内いっぱいで退職したいという話をマネージャーにし(この時はまだ初夏だったと思う)、数字を追うのを一切やめ、残った時間を生徒様一人一人と向き合う時間を作るようにしました。

数字利益重視の時は、顔は生徒様に向いていましたが、思考や意識は数字利益に向いていたので、生徒様の事も何一つ見ていなかった私。
ですが意識を生徒様に向けるだけで、その方が何を必要としているのか、何を求めているのかがより分かる感覚を久しぶりに思い出し、身体が喜んでいる感覚になりました。

ある時、生徒様から
「Sao先生には何か、英語以外の悩みも何でも話してしまいます。いつも聞いてくれてありがとうございます」
という事を仰って頂き、こちらこそありがとうだよ！！！！と、明るく、温かい気持ちでいっぱいになりました。
正直学習の悩みや話を聞くのは、利益は一切生みません。
ですが、私にとって生徒様との対話はどんな内容でも、私にとっては学びになりヒントとなり、時には自分自身の課題や疑問が解決するヒントを得るきっかけになったりもします。

なので私は現在のレッスンでも雑談や会話を大事にしています。
なので効率重視であったり、ただレッスンさえしてくれれば良いという方からしたら、私のレッスンは向かないです。
生徒様の事を知る為、その方が英会話を通じて潜在的に抱える悩みも知っていく事で、本当にその方に必要な学習方法をお伝えしていきたい為、どうしても雑談的な会話も多くなりますので。


話は逸れましたがそんなこんなで、いつも通りの自分に戻ったら、いつのまにかハゲも勝手に治っていきました。
余談ですが、ハゲ発覚後すぐに皮膚科は行ったのですが、何かよく分からない問診して塗り薬もらっただけだったので、なんか行く必要ないなとおもって2回で通院はやめ、薬も塗らなくなっていました。

薬無くてもハゲ治まったので、塗る必要なかったです。
受診料と薬代はお勉強代になりました。


体調変化に関しては、スタッフにも本社の上司にも誰にも伝えていなかったので、退職の話をした際は本社の上司にえらい長く引き止められましたね。まぁ利益重視の会社だったので思い通りに動きそうな都合の良い人材は残しておきたかったんだろうなぁと思いながら…