Japanese short essay 『大阪弁(おおさかべん)はむずかしい?!』

LISA HAYASHI

みなさん、こんにちは!日本語TutorのLisa HAYASHIです。
今日は、1冊の絵本を紹介したいと思います。

-------------------------------------------

この前、図書館でとてもおもしろい絵本(えほん)に出会いました。
「おじいちゃんがペンギンやったとき」という作品です。

モラグ・フッドさんという方の英語で書かれた原作を、
日本の長谷川義史さんという方が翻訳(ほんやく)しているのですが
なんと、大阪弁(おおさかべん)で翻訳(ほんやく)されているのです。

実は、私は東京で育ったので、これが本当に大阪弁なのかは分かりません。
日本の東側で育つと、西側のことば、という大きな違いはわかっても、
その中の細かい違いが分からないのです。

なぜ大阪弁と書いたかというと、翻訳した長谷川さんが大阪出身だからです。
(なので、もし大阪弁ではなかったら、ごめんなさい!)

子どもが「これを読んで」というので、読もうと思ったのですが…困りました!
私には、大阪弁の正しいイントネーションが分からないからです。

そこで、テレビのコメンテーターでよく話をされている大阪出身の人の発音を
一生懸命思い出しながら、真似してみました。

音読して分かったのですが、この絵本の内容には大阪弁がぴったりなんです。
私の「下手な」大阪弁の音読をきいて、子どもはげらげら笑い転げました。
音読をしている私も、ノリノリで楽しく音読をしました。

もしこの絵本が東京のことばで翻訳されていたら、
たぶん、それほど面白い絵本にはならなかったと思います。

難しくて魅力的な大阪弁。
この絵本を通じて体験してみては、いかがでしょうか(^^)

-------------------------------------------

あなたの読んだ絵本で、おもしろかったものはありますか。
あなたのお気に入りの絵本について、400字で紹介してみませんか。

Lisa HAYASHの「さくぶんのれんしゅう」は、日本語の作文レッスンです。
Skypeなしで、いつでも受けられます。
作文は丁寧に添削して、細かい添削コメントと一緒にお返しします♪

たくさん書きたい人には、お得なレッスンパックもあります。
ぜひチャレンジしてみてくださいね!
This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

Comments (0)

Login to Comment Log in »
Popular ribbon

from:

in:

Lesson Categories

Language Fluency

Japanese   Native
Chinese   Daily conversation
English   Daily conversation
Indonesian   Just a few words

LISA HAYASHI's Most Popular Columns

« Back to List of Tutor's Column

Got a question? Click to Chat