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Cafetalk Tutor's Column

Tutor Sally.Kakazu 's Column

結婚は究極の異文化交流!

Jun 24, 2022

私が子どもの時に感じていた両親へのイメージは
父が『王様』、母が『家来』でした。

母が台所とテーブルを行ったり来たりして料理を運んでいる中
父はただ座ってテレビを観ていました。
料理を食べ始めて、お茶がないことに気づいた父は
「母さん、お茶」と一言。
すると母は席を立ち、文句一つ言わずお茶を運びました。

父は母を愛していました。決して暴力を振るう事はなかったし
普段は無口でも、酒に酔うと
「母さん、愛してるよ〜」とのろけるくらいの愛妻家でした。

それでも、両親には明確な上下関係の様なものがあり
母は決して父に言い返したり不満を言う事はありませんでした。
子どもながらに「なんで母は平気なんだろう?」と疑問に感じていました。

それから時は経ち、私は大人になり結婚しました。
夫の両親の自宅に行く度に、夫の父親(義父)が台所に立っていることに驚きました。
そしてある日、義母が義父に用事を頼んだ際、
後にして欲しいと言う義父の訴えが退けられたのを見て
「私の両親と義両親とでは夫婦関係が真逆だ!」と衝撃を受けたのを覚えています。

夫と私は、全く違う夫婦の、家庭の姿を見て育ちました。
成長の過程で築かれた『夫婦像・家族像』が邪魔をして
私たちは互いの考えの真意を理解できず衝突することもありました。

結婚して約11年。最近になってやっと
自分達にとって理想の『夫婦の形』に近づけた様に思います。 
互いにとって譲れない事と、妥協出来る事のバランスをとり、
私だけ、もしくは夫だけが我慢をして犠牲になることがない関係を。 

私は結婚という名の異文化交流を通して、
視野を広げる事が出来たと感じています。
相手は自分とは違う価値観を持っている事。
互いの価値観を押し付け合ったり、自分の価値観を犠牲にする必要はない事。
相手も自分も同じ様に尊重する大切さを学びました。

 
【追伸】
家族の数だけ家族の形があるので
『結婚生活を始めることや、続けることが1番良いことだ』
とは思っていません。
 
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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