【危険な種蒔き】後が無い二度目のセンター試験
今日のコラムは天気予報的に言えば、
「晴れ時々曇り、ところにより一時雨」になる。
挫折話に付き合ってもらおうか。
もし嫌なら読まないことをオススメする。
悩むのはセンター過去問の点数が上がらないこと。
英語160/200点、物理70/100点、その他は更に悪い。
勉強している割には思うように得点できなかった。
悪くはないが突出して良いわけでもない。
模試はもっと芳しくない。
筑波大学の判定は、センターE、二次D。
決戦のセンターはもう迫っているというのに。
センター試験前日。
友達がいない私は何を思ったのか、親友に空メールを送った。
返信はすぐ来た。「ケイスケだろ」
モロバレだった。
酷いことを言ったことを謝った。
親友はわかってくれていた。そして応援してくれた。
カミサマよりもありがたかった。泣いた。
何年経ってもこの出来事は忘れられない。
センター試験1日目。
現役の時以上に緊張した。吐きそうだった。
もう後はない。二浪は無理。国立ダメなら私立に進学するしかない。
不安は不安を呼ぶ。
化学試験終了後、問題の話をしている人がいた。
「ここの答えは③だよね。ひっかけ問題だったね」
ん?私は何と答えたっけ?
問題冊子のメモは⑤。③じゃなかった。
文章をよく見るとひっかけ問題。すぐに間違いがわかった。
雲行きは怪しくなる。
不安を確かめるようにセンター1日目に自己採点をした。
大悪手。これだけは絶対やるな、のまさにそれ。
化学が取れていないようだ。ヤバい。
センター試験2日目。
やっぱり緊張する。ミスを取り戻さなきゃ。焦る。
数学IIBで見事に撃沈した。
今までの模試でもこんなに手応えが悪いことはなかった。
これもわからない!これもわからない!これもわからない!
センター終了後。
私は多分この世の終わりみたいな暗い顔をしていた。
センターリサーチ。
筑波大学第一学群:E
当然だ。結果を見て魂が抜けた。
英語と国語と物理は過去最高点。
数学IAと化学は普通。現社は想定範囲内。
しかし、数学IIBは赤点近かった。
理系は数学の配点が高い。
筑波大学に合格するイメージは好きな音楽ごと粉々になった。
「もうダメだ」
1週間部屋に引きこもった。
1週間部屋に引きこもった。
センター利用の私立は全部不合格。
コメント (0)