Let the world spice up your life.

Cafetalk Tutor's Column

Tutor Toria 's Column

海底の石、再び!獅子奮迅の…わたし⑦

Aug 8, 2022

夏の恋に、うつつを抜かしている間に落っこちた学力と
勉強グセを戻すため
18の秋…再び!獅子奮迅の闘いが始まった。

簿記学校での勉強は、まさに自分との闘い。
誰かに勝つと言うよりは
学校で決められた検定試験を受けまくり、合格する。
それしかなかった。

必死の勉強の成果が花開き
冬の初め、簿記、珠算、情報処理それぞれ2級に合格し
わたしはビジネス科から秘書科に転籍をした。
女ばかり72名のクラス。
そこは、上場企業への就職を狙う者たちばかり。

わたしは、コンピューターをいじるのが好きだったから
本当は情報処理科へ行きたかった…
が!
「就職率が良いから…」と言う担任の一言で、何となく秘書科に決めてしまった。

しかし、場違いすぎた\(。⊿°)/

授業は、簿記や珠算、情報処理、会計の他に
いわゆる秘書になるための知識。
ビジネスマナー、ペン習字、お茶。
そして、通学にはビジネスで恥ずかしくない恰好
必ずハイヒールを履いて…など
信じられない掟があった。

クラスの女子は幾つかのグループに分かれ
マウントの取り合い。
この時、わたしはビジネス科時代につるんでいた友だちと学科が分かれ
秘書科の新しい友達数人が、わたしの仲間。

女だけのフィールドは、何かとしんどかった!

年が明け、わたしたちの就職戦線が始まった。
しかし、検定試験も受け続ける日々。
とにかく、就職試験までに、出来るだけ多くの資格取得を目指した。

簿記、珠算検定1級に合格し、そこから怒涛の如く
経理実務士、秘書検定、ワープロ検定、英文タイプライター。
就職試験に臨む時には、13の資格を得ていた。
それは、わたしだけではなく
クラスのほとんどの生徒が同じ状況だった。

時代は、まだバブル。
8月に入ると、同級生は幾つも内定を取り出した。

そして、わたしは担任の
「食品商社は安泰だから…」の一言で
大手水産会社の試験を受け、すんなりと内定を取ってしまった。

これで・・・いいや!
ここで・・・いいや!

本当は、コンピューター関連の会社に行きたいと思ったけど
早々、戦線離脱を決めた
わたし。

就職先が決まると共に
わたしは、去年の夏の
あのアルバイト先で再び働くことにした。

あの…
恋焦がれた店長に会いたい!と思ったから。

しかし、彼はもう
そこでは働いていなかった_| ̄|○

わたしは、テンション低めで夏のバイトをし
9月の新学期になると
卒業までまた、検定試験の日々となった。

勉強は相変わらず、好きではなかったが
勉強での達成感
勉強で得られる物が、確かにある事を身をもって体験した。

年が明け、いよいよ卒業と就職の年・昭和64年。
その年は、昭和最後の年。
1月7日に天皇が崩御し、次の日には平成という新しい時代が始まった。

時代は、変わり始めていた。そして

このまま、卒業…のはずが

とんでもない事件が起こった。。。続きを読む
中島みゆき [Miyuki Nakajima] Unplugged cover by Ai Ninomiya-時代

たぶん、この話は
私の黒歴史で終わりそうな気がします(〃艸〃)
私が悪いんではないんですよ!
え!?っていう感じで、私の学生生活が終わるんです。
今では、笑い話ですが…。 
次回、最終回です。

TORIA (o ̄∇ ̄)/

*21日・31日の「ワンコイン傾聴サロン」
まだ、ご予約枠ございます。気軽にどうぞ~。

月イチのワンコイン傾聴サロン





This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

Got a question? Click to Chat