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スペイン語への道①

Rio.Y

このシリーズを書いてみようと思い立ち、フリー画像を探すとこのギターを抱えた女性が目に入った。
もちろんこの写真の女性は私ではなく、私自身はギターを弾く技能は持っていない。
しかし弾いてみたいという気持ちはおそらく人生のどこかの時点で奥底に封印してはいるものの、持っているように思う。
ここでギターのことは一旦置いておいて、このコラムのタイトルにスペイン語とある理由について述べてみよう。

私がポルトガル語講師であるにもかかわらず、こうしたタイトルのコラムを書いている理由は・・
来年スペイン語の検定試験を受験するつもりであることだけでなく、もともとスペイン語を専攻したくて大学受験をしたという経験があるからである。

私のプロフィールを読んでいただければわかるかと思うが、私は元からポルトガル語圏につながりが特にあったわけではなく、大学で専攻して初めてポルトガル語に触れた。

専攻した理由をここで初めて詳しく述べてみよう。
私は受験システムに特別詳しいわけではないが、当時のことをできる限り思い出しながら書いてみる。
まず、第一志望の大学では4年間で専攻する言語(学科)ごとに受験し、当時のセンター試験による判定も言語ごとだった。
あの時センター試験の英語でいくつかミスしたのが原因か? (9割は超えていたはずだが、「英語は9割取れ」と言われていた私にとってミスすることは結構気になる出来事だった。)スペイン語の判定は"D"。
がっくり。
ポルトガル語・アラビア語・日本語は"C"(ほかにもあったかもしれないが、思い出せるのはそれくらいだ。)
Cでも絶対大丈夫という感じではないということを教員に言われたが、確かあの時一晩くらい?は考え、「ポルトガル語にします」と担任に言ったと思う。

その三つの専攻を覚えているのは、それらの選択肢を考えたからだ。
まず、アラビア語は興味のある世界だったが留学に行くのが難しそうだという理由でやめた。
次に、日本語は外大なのになぜ日本語・・というようなことを思ったのかもしれない。(というか、特に理由なく選択しなかったようにも思う。)
ブラジルはポルトガル語だし、経済的に成長しているし・・(あ、あの時すでにオリンピック開催地と決まっていたのかな・・?) また、ちょっと調べるとアフリカにもポルトガル語の国があるらしい!できたらいろいろな国で話されている言語がいいなぁ・・・というくらいでポルトガル語を選んだように思う。(それからスペイン語と近い言語というのは何となく聞いたことがあって、それが良いという思いは持っていた。)

第一志望であった国立大学の外国語学部に合格したことには喜びを今も感じているが、
もしスペイン語を専攻していたら今頃どうなっていたのだろうか?どんな世界が知れたのだろうか?と思う。
第二志望としていた私立大学のスペイン語専攻には受かったが、やはり当時高校生である私は、大人が言っているから・・学費の面で少しでも迷惑かけたくないから・・という思いで国立大学に進学しポルトガル語を専門とすることとなった。

想像したよりも長くなってきたので①はこのくらいにしたいと思う。
あ、ギターについては、特にギターという楽器そのものにこだわりがあるわけではないが、私がスペイン語に関心を持つきっかけになったのは音楽だったということをお伝えしておきたい。
そのことについて②で書いてみたい。

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This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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