こんにちは。講師のbananafishです。
レッスンに込めた思いを綴らせていただいています。
Cafetalkでの取り組みは、長年、個別指導学習塾で積んだ経験を活かしたいという想いがスタート地点であるにもかかわらず、学習塾という組織の枠組みの中では難しいと限界を感じてきた故でもあり、自分の方向性を再確認する意味でも、その辺の想いを改めて綴っておこうと思いました。
学習塾の性質として、学校授業サポートであれ、入試対策であれ、安全に目標を達成し、目標を達成するまでは、きめ細かにサポートすることが重視されるので、「自力で進める」ことが出来るようになることの優先度は高くありません。もちろん、学習塾も様々です。あくまでも、公立の小中高校生を対象とした個別指導学習塾に講師として10年間、携わってきた中での感想としてご一読いただければ幸いです。
学習塾にもよると思いますが、授業のほかにも、学校の宿題を期日までに提出させる。自主学習用の課題を用意し、自主学習を促す。定期試験の目標管理をして、定期試験への意識を高める。などきめ細かい学習サポートが行われていることと思います。このような取り組みの中で、個々のアクションを成し遂げるために学習塾が提供しているのは、徹底的なお膳立てです。目の前に敷かれたレールに乗れば、必要な駅を通過し、自動的に行先にたどり着くことができます。
ただし、このお膳立てされた状態の中で、どこを行先にし、どんな駅を通過すれば良いのか?つまり、目標を決めた後、どうすれば良いのか?という問いの答えをキャッチできる生徒はわずかです。もちろん、目標を達成することは大切ですが、私は、自分で行先を決めて、次にどの駅を通過すれば良いのか?を考える力はもっともっと大切だと信じています。
レッスンでは、「自力で進める」力を身に着けてもらうためには、どのようなサポートが必要なのかを意識することを心がけています。
一番大切なのは、続けたいと思ってもらえることだと感じています。
生徒さんのモチベーションが下がってきてしまっているな?と感じるときには、どうすれば、また前向きに動き出すことができるかを一緒に考えていきます。
そろそろ、一人でも大丈夫そうな気配があるときには、しばらくの間、一人で頑張ってみることも勧めてみます。もちろん、まだ不安が残るようであったり、一人でも大丈夫そうだけれど一緒にやった方がモチベーションが上がるという場合には、なるべく、一人で進める範囲と一緒に進める範囲の住み分けをしつつ、「自力で進めている」実感を大切にしてもらいたいと考えています。
学習方針が定まり、自習学習が軌道に乗っても、ある程度すると、小さな石につまづいてしまうことは少なくありません。そんな時には、遠慮なく、戻ってきて、その小さな石の取り除き方、あるいは迂回の仕方を一緒に考えます。
そんなことを繰り返しながら、少しずつ、「自分で進める」力を伸ばしていって欲しいなと願っています。
あなたの行先は決まっていますか?
まずは、行先を決めましょう!
今、どこにいますか?
次は、どこに向かいますか?
迷子になっていませんか?
迷子になったら、1人で無理をせず、誰かを頼りましょう。
そして、一駅ずつ必要な駅を通過して、無事に目的地にたどり着きましょう!
レッスンの中では、以下の学習基本サイクルを自分一人で管理できるようになることを目指します。
・現状把握 → スタート地点を確認する
・目標設定 → 行先を決める
・教材選定 → 通過駅を考える
・進捗管理 → 今、どこにいるかを確認する
・軌道修正 → 行先に向かっていなかったら、あたらしい通過駅を考える
一人で乗り越えることが難しい壁を一つ、一つ、一緒にクリアしていきましょう!
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