いつもの生活に世界のスパイスを。

Cafetalk Tutor's Column

Masamy 講師のコラム

なぜ英語の悩み解決にCBT(認知行動療法)が使われるのか?

2023年3月25日

モントリオールからこんにちは!

今回は私が提供している『《目からウロコ》英語のお悩み解決』に最近連続して頂いた質問をシェアします。
その質問というのが、

「どうして英語の悩み解決にCBTを使うんですか?」

です。

※CBTは認知行動療法というもので、簡単に言うとコーチングやカウンセリングの技術のようなものです。

これ、実は答えが簡単なんですが、英語の悩みを9割くらいの人が「英語の技術の悩み」と思っているんですね。

✅語彙力がないから
✅文法が安定してないから
✅英語を話す機会がないから
✅発音が悪いから

などなど。

でも、実は同じく9割くらいの英語に関する悩みの原因が、「その人の性格・人間性・思考癖」だったりするんです。

例えば、消極的な性格の人は、いざ英語を話す時にはどうしてもうまく言葉が出てこないんです。よくそういう人は「もっと単語を知ってたら。。。」などと言われるのですが、これは語彙量ではなくて、「性格」が原因なんです。消極的(大人しい)な人は、どんなに語彙力があっても、「積極性」または「自発性」がないと、その語彙力が外に出ないんですよね。


もう一つ最近の例を挙げますね。
『言葉がスムーズに出てこず、ぶつ切りな感じになるんです。。。』
というお悩みを頂きました。

本人さんは「もっと表現を覚えないといけないと思う」と言われてましたが、実は本人さんが英語で会話する際に頭の中にあるのが、

●相手を待たせたくない
●間が空いたらだめ

だったんです。これじゃあ焦りますよね?そして焦ると、しどろもどろになりますよね?なので、ぶつ切り状態になるんです。ゆっくり自分が何を一体相手に伝えてるのかが分かるくらいのスピードで会話をしないと、結局相手にも何も伝わらず、本人も焦りまくった後「何喋ったんだろう?」ってなる事も多いんです。


??これが私がお悩み解決やコーチングなどをする際にCBTをしっかり利用する理由なんです。

皆さん、今抱えてる悩みは本当に「技術的」なものですか?
それとも「性格的」なものですか?


本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

お気軽にご質問ください!