※「京都徒然(つれづれ)」は、わたしが京都にいるときに見たこと、感じたことをお伝えするコラムです。
( 徒然(つれづれ)…何もすることがなくぼんやりしていること)
京都は今、梅雨(ばいう/つゆ)です。
梅雨(つゆ)は、もともと、
この季節は湿度(しつど)が高く
黴(かび)が生える季節であることから
黴雨(ばいう)と書いていたのが、
いかにも黴(かび)を思い起こさせて気持ちがよくないので、
ちょうど梅の実がなる季節でもあることから
同じ音の「梅雨(ばいう)」という漢字を
使うことになったのだそうです。
しかもそれを、
水の滴(しずく)を意味する「つゆ」とも読みます。
(漢字を気持ちに合わせて変えたり、
耳に快(こころよ)い読み方を作ったり、
日本語ならではの柔軟(じゅうなん)な言葉の使い方ですね。)
そんな、梅雨(つゆ)の晴れ間、
平安神宮の神苑(しんえん)を歩いてきました。
神苑(しんえん)というのは、神社のお庭です。
平安神宮の神苑(しんえん)は、
これまでこのコラムで書いたような、
座って眺(なが)める庭ではなく、
池があり、小さな山があり、その間を歩く庭です。
池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)と言います。

この庭は、
春は桜(さくら)、初夏は紫陽花(あじさい)、
今は半夏生(はんげしょう)や睡蓮(すいれん)、
秋は紅葉(もみじ)、冬は雪景色(ゆきげしき)と
季節ごとの景色を眺めながら散歩をする庭です。

私は、この庭は「マインドワンダリングの庭」だと思っています。
※マインドワンダリング…心や意識がさまよっている状態。「心の迷走」とも言われます。
その時々の庭の景色に気を取られながら、歩いていると
いつか、頭の中には、
とりとめもなくさまざまな思いに満たされます。
何かを考えているのでもなく、
と言って、まったく何も考えていないわけでもなく、
いろいろな思いやアイデアが、
次から次へと頭の中を通り過ぎまます。
私は、前に、このコラムで、
歩いているときに一番アイデアが生まれると書きましたが、
マインドワンダリングという状態(じょうたい)は、
実は一番脳(のう)が活性化(かっせいか)している状態(じょうたい)なのだそうです。
今日も、新しいレッスンのアイデアがいくつか生まれました。
そういえば、マインドワンダリングは、
日本語にすればまさに「徒然(つれづれ)」ですね!
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KOBA
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