自分じゃ気づけぬヘンテコ発音③:続・Ciaoは語る

ARI T.

どうも!

「カタカナ発音を撲滅し隊」隊長のARI T.です!


さて、「Ciao」の一言で

あれ?トスカーナにいたの?

と言われて心底驚いたARI T.

前回からの続きです。
↓これまでのコラム♪↓
自分じゃ気づけない!それがヘンテコ発音の最大の問題なのだ。怖いわぁ〜。
自分じゃ気づけぬヘンテコ発音②:ARI T.のイタリア語変遷。「CIAO」は語る

そんなARI T.は、
確かに、
そう、確かにトスカーナにおりました。

**************
ご存知かもしれませんが、
イタリアには20の州があり、
さらに107の県があります。
ARI T.が語学留学していたのは、
トスカーナ州フィレンツェ県フィレンツェ市。
いわゆる「フィレンツェ」です。
「神曲」の著者・ダンテが生まれ育った街で、
この「神曲」の中で使われていたトスカーナ弁が
現代標準語イタリア語のベースになっています。
そういうわけでフィレンツェは
「イタリア語発祥の地」なんて言われていて、
語学学校の数もすっごく多いです。
ですが、
ですがですね、
トスカーナには
トスカーナ独特のアクセントがあります。
以前にも何度か書いたことがありますが、
イタリアには、
標準イタリア語を話す地域は
存在しません。
標準イタリア語は、
存在しますよ!w
標準語のない先進国って、、、
ないですよね?多分。
ただ、それを使っている地域がないんです。
つまり、どこの地域にも、
独特なアクセントがあります。
フィレンツェのアクセントは、
全国的に揶揄われる、
結構特徴的なアクセントなので、
私は絶対にこうならないようにしよう!
と思って過ごしていたはずなのに、、、
***************

え?
まじ?
どうして?
私、トスカーナ訛り!?
どこが?
私のイタリア語のどこが〜〜!!??


いやー、びっくりしました。
これは個人的なのですが、
ARI T.は外国語は素敵に話したいタイプです。
そして、標準語を話したいタイプです。
子供の頃に、
見事な大阪弁を話すスウェーデン人を、
よくテレビでみていて、
その時の違和感がトラウマになっているみたい(^^;
あくまでも、個人的な嗜好です。
そうじゃないからどうだとか、
他の方のことをどうこう言う気は1mmもありません。

だから気をつけていたのに!
なのに、なのになんで!!??


つ・づ・く







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The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

Comments (2)

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  • ARI T.

    Uta-Tomo先生、コメントをありがとうございます! そうですよね、「そんなばかな!」と、外国人なのに思いますよね。Napoletanaと言われるのはちょっと、、、ですねw 私もmilanese milaneseの弾むようなうねりは苦手です。本当のミラノ方言は1mmも理解できませんww 私のイタリア人メンターはTorineseなのですが、その特徴は知りませんでした!日本の方が長いからかもしれません♪ ローマ弁の濁音の方がアレですよね(汗
    弾むので早口に聞こえるのかもしれませんね♪
    フィレンツェの特徴は、、、今日のコラムに書きますね!

  • Uta-Tomo

    楽しいコラムありがとうございます。フィレンツェのCiaoはどんな特徴なのでしょう^^私は大家さんがPaviaの出身だったので、Pavia訛りだと言われたことがあります。 (そう、そんなばかな・・・と自問しますよね)Buongiorno と言ったらSei napoletana?とも言われました・・・・。は?(笑)Firenzeに行くと、とってもさっぱりとしたまるでカタカナのようなイタリア語の響きに聞こえます。 Milanoに居た私はmilaneseのうねったイントネーションは・・・・どうにも真似できません。そしてTorinese の鼻濁音も東北弁みたいだと感じつつ、ローマっ子の早口にはたじろぐばかり。本当〜に各地面白いです。薩摩弁並みのところはあるでしょうか、シチリアでしょうか。

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