経口補水液とお茶

語学講師によるエセ科学が流行っているのだろうか？

中途半端な知識を発信するのは、
フェイクニュースを発信するくらい罪が重い。
言うのは簡単。訂正するのが難しいのだ。
言ったことが事実でない場合に訂正できる人は少ないだろう。
メンツが丸潰れだからね。

経口補水液は軽度から中等度の脱水症の時に飲むものだ。
健康な人が通常飲むものでもないし、
緊急のときに薄めて飲んではいけない。

『経口補水液オーエスワン（OS-1）』
とネットで検索すれば大塚製薬工場のサイトに書いてある。
気になったら直ぐ検索して事実かどうか確かめることが必要だ。

細胞内と細胞外には細胞膜があり、
細胞内液と細胞外液では含まれるイオンの割合が違う。
どのイオンも役割が違うので摂れば良いとか控えれば良いという問題ではない。

スポーツドリンクは体液に近いイオンバランスの飲料なので、
発汗等によって失われた水分やイオンを補給することができる、らしい。
当然、値段が高いからと薄めては効果が薄れてしまう。

私は夏にバドミントンやサイクリングをするときは、
ポカリスエットやアクエリアスを常備していた。
お茶や水だと余計に喉が渇くのだ。
お茶などカフェインを含む飲料は、
利尿作用があるので水分補給には適していない。

特にサイクリングでは山や林の中などを走ることが多いので、
水分補給にはかなり気をつけている。
コンビニも自販機もない一本道では、
喉が乾いても自力で帰らなければいけない。
熱中症、脱水症になったら誰も知らないところで倒れるだけだ。

ただ、猛暑の中では流石に運動を控えている。
熱中症になるリスクが高くなるからだ。
もう少し気温が下がったらメンテナンスして走りに行きたい。
勿論、ポカリスエットとアクエリアスを持ってね。