みなさん、こんにちは!イタリア語講師のNoritaliaです。
さて、今日のテーマは「全国通訳案内士イタリア語筆記試験」です!
どうぞお付き合いください!
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2023年度の問題を解いてみました。
8月に試験が行われた、全国通訳案内士筆記試験。
私が受験したときは記述式でしたが、今はマークシート式になっています。
マークシートだから簡単になったんじゃないの?と思われがちです。
確かに選ぶだけになりましたが、元々のレベルが高いので「楽ちん〜!」という印象にはなりません。
マークシート式より記述式の方が大変だった、というのが私の意見です(^_−)−☆。
おそらく採点側も(笑)。
記述式の時代は、要約・和訳そして伊訳がありましたし、伊訳はさらに何種類かの問題に分かれていました。
① 日本語の文章をイタリア語訳する問題
② 日本の文化をイタリア語で説明する問題。
③ 日本のさまざまな用語をイタリア語にする問題。
こんな感じの問題でした。私が受験したときも難しかったです(^_^;)!
配点に疑問が残る?記述式だった全国通訳案内士筆記試験
例えば、2012年度では、「こどもの日について100ワード程度で説明しなさい」と言う問題があり、配点は20点。
100ワードと言えば、イタリア語検定3級の作文と同じボリューム。
結構な難易度です。
その後に続く用語を説明する問題では、ユーロ危機、長期金利、補正予算など難しい語句が並びますが、配点は1点です。
100ワード与えられて自由に説明できる問題が20点で、ズバッと用語をイタリア語で出さないといけない問題がたったの1点(^_^;)。
こんな風に、問題別の配点をチェックすることで、対策を練ることができていました(^_^)。
マークシートになってから、問題の出題方法、配点は安定
記述式の時代では、最初の読解は各1〜2点。
後半の和伊問題、伊和問題は配点が高く5点とか20点!
当然後半に力を入れた方が良いと思いましたが、マークシートの今は読解が2〜4点、それ以外は5点になりました。
マークシートになってから、問題の出題方法、配点は安定。
その代わり、どの問題も満遍なく準備しておく必要がありますね(^_^)。
全国通訳案内士の外国語筆記試験は、リスニングはありません。
ただし、イタリア語から日本語への多読・速読テクニックが求められます。
あえてテクニック、と書きましたが、ベターッと一つ一つ読んでいたら、誰でも時間は足りなくなります(^_^;)。
そこで、同じ文章ですが濃淡をつけ、濃く読む所、薄く読む所を見分けるテクニックが必要になります(^_−)−☆。
日本語からイタリア語への選択問題は、あらゆる角度からチェックを
日本の文化などがイタリア語で書かれている問題は、4択です。
どれも同じような文章なので、迷いますね!
表現がおかしい文章、文法が間違っている、単語の選び方がおかしい。
色々な角度からチェックしてみましょう(^_−)−☆。
最後は、日本の歴史や地理に関する問題が出ます。
こちらは文法や単語のチェックではなく、もともとの知識がないと答えることができません。
日頃から日本に関する知識をつけておく必要があり、それに合った答えを導き出すことになります。
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簡単に簡単にサーっと走り抜けました(^_^)。
通訳案内士は文法の知識はメインではない。しかし語彙の量はハンパない。
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しかし作文課題がなくなったのはとても残念。
イタリア語検定は、文法の知識がメイン。しかし語彙は通訳案内士ほどではない。
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でも作文課題があるのは、とても役立つので良いと思う!
こんな感じかなと思います。
よく実用イタリア語検定を取っても実際に話せるようにならない、という声もありますが、文法メインだから、という理由なのかな、とも思わんでもない(^_^;)。
どちらも一長一短。
結局は自分の勉強方法をどうするか、と言う問題ですね(^_−)−☆。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
NORITALIA
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