共通する特徴があります。
それは、発音を練習し始めて少しすると、
「自分の発音の癖に気づく」ということです。
▶自分の発音の癖に気づくとは、どういうことでしょうか。
あるレッスンで、単語の終わりに来るtの発音を教え、
次のレッスンまでに練習するように宿題を出しました。
「発音を練習して、気がついたことは何ですか。」と尋ねました。
頭でわかっているんですが、口が日本語の「ト」に慣れていて、
勝手に「ト」と発音しています。」と仰いました。
この気づきは、学習者の方にとって、ショックなものかもしれません。
ですが、私の教師経験をふり返ってみると、この気づきを得た方の多くが、
その後、発音が上手くなっているように感じます。
▶カタカナ訛りに気がつくと、発音は上手くなる?
どうして、カタカナ発音に気がついたことが
発音上達につながるのでしょうか。
その
1点だけに集中して練習します。
数日後、1週間後に感じられます。
「't'を発音するぞ!」と意識すると、上手く発音できるなどの変化を感じたと
生徒さんから報告がありました。
他の発音でも同じように実践して行きます。
何が課題で、何を練習すべきかはっきりと1つの課題が見えていて、
それを練習している方が、段々と発音が上達されているように感じます。
そこから一つずつ発音が上達していきます。あきらめずにがんばりましょう。