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Cafetalk Tutor's Column

Erina Takizawa 講師のコラム

あなたの英語はなぜ通じないのか?

2024年4月15日

みなさん、こんにちは。英語講師のErinaです!
最近暖かくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
 
今日のトピックは、「なぜあなたの英語が通じないのか」ということについてです。
約1か月前に経験したちょっと面白いエピソードも交えながらお話ししますね。
 
英語が通じない原因はいろいろあります。
 
・単語の並び順がぐちゃぐちゃ
・発音やリズム、イントネーションができていない
・和製英語やカタカナ英語を使っている
などなど
 
いろんな原因がありますが、正しい使い方を知らないことも1つの原因です。
 
例えば、プロポーズをするとき、
 
Will you marry me?
Will you be wedded to me?
 
どちらを使いますか?
もちろん、Will you marry me?ですよね。直訳では後者も結婚してくださいという意味になりますが、実際には使いません。
 
しかし、もし単語帳で学んだ単語や熟語を組み合わせるだけなら、こんな文ができてしまうかもしれません。つまり、知っていることと使えることには大きなギャップがあります。
 
先月、家族で伊勢に旅行に行ったときこんなことがありました。

【旅館
での朝食にて
 
お客さん:I just want a Western breakfast, coffee, and bread.
ウェイター:OK, I'm ready (lady)
 
<15分経過>
ウェイター:I am still waiting.
お客さん:Okay, okay. I'm ready (lady).
 
<しばらく経過>
お客さん:Do you understand what I said? Do you understand or not!?
(かなりのお怒りモード)

この会話、何が問題でしょうか?
きっとウェイターは「今準備中です」と言いたかったのでしょう。
 
しかし、I'm readyでは「私は準備万端!」という意味になり、少し不自然ですね。
 
何が言いたいかというと、readyは日本語で「準備ができて」という意味ですが、「準備しています」とは異なります。It's ready(正確にはI'm readyも不自然)と言った場合、朝食が運ばれていないとおかしい状態です。

知っていても、正しく使えないと混乱を招きますね。私自身も改めて、正確に言葉を選ぶ力と運用力について考えさせられました。

では正しい使い方ができるようにはどうすればいいか?

たくさんの英語に触れることが一番です。ナチュラルな英語にたくさん触れましょう!そしてそれを頭の中で組み立てるのではなく、口からスムーズに出てくるように自動化できれば完璧です。

詳しいやり方などはレッスンで!

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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