【日本語コラム+音声♪】第54回:日本の夏の乗り切り方 ~そうめんと冷やし中華~

Masumi_

★日本語コラム 第54回
<日本の夏の乗り切り方 ~そうめんと冷やし中華~>


前回までのコラムでは、蒸し暑い夏でも涼しさを感じられる工夫を
いくつかご紹介してきました。
今回は、暑い夏だからこそより一層美味しく食べられる冷たい食べ物、
「そうめん」と「冷やし中華」についてお話ししていきます!


◆そうめん

小麦で作られる白くて細い麺で、
茹でた後に冷たい水で冷やし、冷たいめんつゆにつけて食べるのが一般的です。
一年を通して販売されていますが、
夏の食べ物というイメージが強くあります。
なお、同じように小麦から作られる麺類として
「ひやむぎ」や「うどん」がありますが、
これらは主にその麺の太さによって区別されています。
機械で作られる麺の場合、直径1.3ミリ未満のものをそうめん、
1.3ミリ以上1.7ミリ未満のものをひやむぎ、
1.7ミリ以上のものをうどんと呼ぶように規格が定められているそうです。
そうめんをより涼しく楽しむためにぴったりなのが「流しそうめん」。
縦半分に割った竹を角度をつけて置いて水を流し、
その水にそうめんを流して、
上流から流れてくるそうめんを箸ですくい取って食べます。
また、家庭で手軽に流しそうめんの気分を味わえる
机に乗るサイズの「流しそうめんマシーン」も販売されており、
円形にくるくると水が循環するものや、
小さなウォータースライダーのような形のものまで
さまざまな種類があり、特に子どもたちに人気があります。


◆冷やし中華

冷やし中華は、茹でてから冷水で冷やした冷たい中華麺に、
ハム、きゅうり、錦糸卵、トマトなどの具材を彩りよく乗せ、
甘酸っぱい醤油だれやごまだれなどをかけて食べる料理です。
錦糸卵というのは薄く焼いた卵を細長く切ったもののことで、
他にちらし寿司などを作る際にもよく使われます。
なお、この冷やし中華のことを、北海道では「冷やしラーメン」と呼ぶそうですが、
北海道以外の地域で「冷やしラーメン」を注文すると、
普通のラーメンを冷たく冷やしたような、
スープに浸かった麺料理が出てきます。
こちらも冷やし中華と同様、
さっぱりと涼しく食べられる、夏に大人気の料理です。

・・・・・

今回のコラムはここまで。
3回にわたり日本の夏の乗り切り方をご紹介してきましたが、
いかがでしたでしょうか?
次回からのコラムではまたちょっと違った話題で
お話ししていきたいと思いますので、どうぞお楽しみに♪
それではまたお会いしましょう^^


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\ここから下は読み仮名つき↓↓↓/


★日本語(にほんご)コラム 第(だい)54回(かい)
<日本(にほん)の夏(なつ)の乗(の)り切(き)り方(かた)
~そうめんと冷(ひ)やし中華(ちゅうか)~>


前回(ぜんかい)までのコラムでは、
蒸(む)し暑(あつ)い夏(なつ)でも
涼(すず)しさを感(かん)じられる工夫(くふう)を
いくつかご紹介(しょうかい)してきました。
今回(こんかい)は、暑(あつ)い夏(なつ)だからこそ
より一層(いっそう)美味(おい)しく食(た)べられる
冷(つめ)たい食(た)べ物(もの)、
「そうめん」と「冷(ひ)やし中華(ちゅうか)」について
お話(はな)ししていきます!


◆そうめん

小麦(こむぎ)で作(つく)られる白(しろ)くて細(ほそ)い麺(めん)で、
茹(ゆ)でた後(あと)に冷(つめ)たい水(みず)で冷(ひ)やし、
冷(つめ)たいめんつゆにつけて食(た)べるのが一般的(いっぱんてき)です。
一年(ねん)を通(とお)して販売(はんばい)されていますが、
夏(なつ)の食(た)べ物(もの)というイメージが強(つよ)くあります。
なお、同(おな)じように
小麦(こむぎ)から作(つく)られる麺類(めんるい)として
「ひやむぎ」や「うどん」がありますが、
これらは主(おも)にその麺(めん)の太(ふと)さによって
区別(くべつ)されています。
機械(きかい)で作(つく)られる麺(めん)の場合(ばあい)、
直径(ちょっけい)1.3ミリ未満(みまん)のものをそうめん、
1.3ミリ以上(いじょう)1.7ミリ未満(みまん)のものをひやむぎ、
1.7ミリ以上(いじょう)のものをうどんと呼(よ)ぶように
規格(きかく)が定(さだ)められているそうです。
そうめんをより涼(すず)しく楽(たの)しむためにぴったりなのが
「流(なが)しそうめん」。
縦半分(たてはんぶん)に割(わ)った竹(たけ)を
角度(かくど)をつけて置(お)いて水(みず)を流(なが)し、
その水(みず)にそうめんを流(なが)して、
上流(じょうりゅう)から流(なが)れてくるそうめんを
箸(はし)ですくい取(と)って食(た)べます。
また、家庭(かてい)で手軽(てがる)に
流(なが)しそうめんの気分(きぶん)を味(あじ)わえる
机(つくえ)に乗(の)るサイズの
「流(なが)しそうめんマシーン」も販売(はんばい)されており、
円形(えんけい)にくるくると水(みず)が循環(じゅんかん)するものや、
小(ちい)さなウォータースライダーのような形(かたち)のものまで
さまざまな種類(しゅるい)があり、
特(とく)に子(こ)どもたちに人気(にんき)があります。


◆冷(ひ)やし中華(ちゅうか)

冷(ひ)やし中華(ちゅうか)は、
茹(ゆ)でてから冷水(れいすい)で冷(ひ)やした
冷(つめ)たい中華(ちゅうか)麺(めん)に、
ハム、きゅうり、錦糸卵(きんしたまご)、トマトなどの具材(ぐざい)を
彩(いろど)りよく乗(の)せ、
甘酸(あまず)っぱい醤油(しょうゆ)だれやごまだれなどをかけて
食(た)べる料理(りょうり)です。
錦糸卵(きんしたまご)というのは薄(うす)く焼(や)いた卵(たまご)を
細長(ほそなが)く切(き)ったもののことで、
他(ほか)にちらし寿司(ずし)などを作(つく)る際(さい)にも
よく使(つか)われます。
なお、この冷(ひ)やし中華(ちゅうか)のことを、
北海道(ほっかいどう)では「冷(ひ)やしラーメン」と呼(よ)ぶそうですが、
北海道(ほっかいどう)以外(いがい)の地域(ちいき)で
「冷(ひ)やしラーメン」を注文(ちゅうもん)すると、
普通(ふつう)のラーメンを冷(つめ)たく冷(ひ)やしたような、
スープに浸(つ)かった麺(めん)料理(りょうり)が出(で)てきます。
こちらも冷(ひ)やし中華(ちゅうか)と同様(どうよう)、
さっぱりと涼(すず)しく食(た)べられる、
夏(なつ)に大人気(だいにんき)の料理(りょうり)です。

・・・・・

今回(こんかい)のコラムはここまで。
3回(かい)にわたり
日本(にほん)の夏(なつ)の乗(の)り切(き)り方(かた)を
ご紹介(しょうかい)してきましたが、
いかがでしたでしょうか?
次回(じかい)からのコラムではまたちょっと違(ちが)った話題(わだい)で
お話(はな)ししていきたいと思(おも)いますので、どうぞお楽(たの)しみに♪
それではまたお会(あ)いしましょう^^


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