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#107 お気に入りの教材は？「火垂るの墓 - The Fireflies's Grave」
カウンセリングを生活の一部に、カウンセラーのayakoです。
皆さんいかがお過ごしですか。
今日は「お気に入りの教材は？」のお話です。
今日はカフェトークの講師コラムのテーマに沿ってお話ししていきたいなと思います。
テーマは「お気に入りの教材は？」ですね。
教材と言われて、まず最初に思いつくのは、英語講師をしているので英語学習用の教材です。
たくさん持っていたり使ってきたりしていますが、
「一番お気に入りは？」と聞かれると、どれかなと思いました。
はい、見つけました。
それが、ちょうどカフェトークの講師コラムのところに写真も載せていますが、
これは高校1年生の時に夏休みの宿題としてもらった『火垂るの墓』の英語の教材です。
『火垂るの墓』はご存じの方も多いかと思います。
お兄ちゃんと妹が戦争中に一緒に過ごしている日々を描いた、
とても悲しいストーリーです。
最後はどうしても涙が出てしまいますよね。
この教材は、『火垂るの墓』のストーリーが全て英語で書かれていて、
夏休みの宿題として配られました。
中にはチャプターごとの質問があり、それに答えるのが宿題だったと思います。
この教材は高校時代のものなので、もう20年以上前のものです。
でも映画が好きだったこともあり、なんとなく捨てられずに今まで持ち続けていました。
そして、日本の実家ではなく、バリにも持ってきたのは、
自分で読みたい気持ちや、英語レッスンに役立つかもしれないという思いがあったからです。
ちょうど今、音読レッスンをしている生徒さんがいて、
これまで絵本を使っていましたが、
『火垂るの墓』を提案したところ、彼女もこの物語を知っているとのことで、
一緒にチャプター1を読み進めました。
この教材は高校1年生向けなので、基礎文法と単語で書かれています。
単語の一覧や語訳も載っていて、音読にはちょうど良いレベルです。
映画『火垂るの墓』は日本語で見ても、毎回胸が苦しくなりますよね。
フィクションではありますが、戦争中にこういった日々を過ごしていた人たちが
たくさんいたのだろうなと考えさせられます。
特に印象的なシーンは、瀬戸が包帯ぐるぐる巻きのお母さんを見に行く場面や、
最後に瀬戸がガリガリに痩せて弱っていく場面です。
とても辛いですが、戦争中でもお兄ちゃんと妹が仲良く過ごしていたり、
お兄ちゃんが妹のために一生懸命やっている姿には心が温まります。
少し辛い映画ですが、心に残るストーリーで、私はこの教材がとても好きです。
現在も生徒さんと一緒に読み進めています。
ただ読むだけでなく、ディスカッションも取り入れながら進めていきたいと思っています。
今日は「お気に入りの教材」のお話でした。
ではまたお会いしましょう。
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