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こんにちは、カフェトーク・ピアノ講師のMayです。
このたび、Cafetalk 2025年上半期の「殿堂入り講師」に選出いただきました。
応援してくださった皆さま、本当にありがとうございます。
2016年にCafetalkでレッスンをスタートして以来、6300回を超えるレッスンを提供してきました。
これまでに出会った生徒さんの年齢は幼児から大人の方までと幅広く、
日本をはじめ、アメリカ、カナダ、シンガポール、ニュージーランド、オーストラリアなど、
世界各地の皆さんとご縁をいただいてきました。
多様な背景を持つ生徒さんとの出会いは、私にとって何よりの財産です。
たくさんの出会いに支えられて、今日まで続けてこられたことに心から感謝しています。
この節目に、これまでの道のりと感謝の気持ちを綴ってみたいと思います。
◆ オンラインレッスン、手探りのスタートから ◆
Cafetalkに登録した当初、オンラインでピアノを教えることはまだ一般的ではなく、
私自身にとっても未知の世界でした。 パソコンの操作は一通りできても、
対面と違って「そばで手本を見せられない」「音がきちんと伝わっているか分からない」など、
様々な壁がありました。
それでも、カメラの角度や説明の仕方を工夫したり、言葉だけでは伝えきれないニュアンスを
歌って伝えたり── 生徒さんとのやり取りを通して、少しずつスタイルを築いていきました。
◆ 試行錯誤の中でも、続けてくれる生徒さんの存在が力に ◆
初期から継続されているSさん（大人の生徒さん）は、「ピアノが生きがい」とレッスンを楽しんで
受講してくださっています。当初は音符を読むところから始めたSさんですが、
今ではブルグミュラー曲集の中盤を過ぎ、新しい技法にも「こんな弾き方があるのですね」と
前向きにチャレンジされています。その姿に触れるたび、私自身も刺激を受け、
毎回新たな気づきや学びをいただいています。
コロナ禍の隔離中もオンラインでレッスンを受講され、自宅から一歩も出られない中で、
「ピアノが唯一の心の支えだった」とお話してくださいました。
「ピアノがあって良かった」と感じたこの言葉には、音楽がもつ力を改めて
教えられたように思います。
そして、私のレッスンを受講中のお子様の生徒さんたちは、受講してから4年以上になる方が
大半になります。音符を読むところから始めた多くの生徒さんが、今では音楽のフレーズを
感じ取り、歌い方や強弱といった表現を楽譜から読み取って演奏する力を身につけてきました。
さらに、楽譜に書かれていない雰囲気や流れを一緒に読み解きながら、自らの演奏に
活かしていく──そのような「楽譜を読み解く力」や「音楽的な感性の成長」が見られるように
なったことを、とても嬉しく思います。
ニュージーランド在住のKちゃん＆Kちゃんのお母様よりいただいたメッセージをご紹介します：
「2020年、5歳だった子どもたちがMay先生のレッスンを始めてから、今年で10歳になりました。
まさに人生の半分をピアノと共に歩んできたことになります。
ピアノは子どもたちの生活に根づき、“日常のリズム”となりました。
長く続いたロックダウンの時期も、オンラインレッスンがあったからこそ支えられたと思います。
May先生には、音楽だけでなく子どもたちの成長そのものを見守っていただきました。
まだ初心者と思っていた我が子たちも、今では中級の入り口に差しかかり、
“自分にもできるんだ”という自信が芽生えてきています。
これから自分でどんな音楽を奏でていくかを考える時期に入りますが、先生の情熱が
その一歩一歩を後押ししてくれると信じています。」
生徒さんが少しずつ力をつけていく様子を見守れることは、私にとって大きな励みであり、
日々の原動力になっています。
ピアノが誰かの支えとなり、音楽を通じて共に歩んでいけること──
それが、私にとって何よりの喜びです。
◆ これからの展望 ◆
これからも、年齢や経験に関わらず「ピアノに挑戦してみたい」「日々の生活に
音楽を取り入れたい」と思う方々に寄り添い、それぞれのペースや目的に合わせた
丁寧なレッスンを提供していきたいと思います。
また、レッスンの中だけでなく、「演奏を聴く」「人に聴いてもらう」機会として、
動画発表のような場も引き続き大切にしていきます。 オンラインレッスンは
個別指導ではありますが、生徒さん同士が演奏を聴き合い、お互いに刺激を受けるような
“つながり”を感じられる場にもなっています。
音楽はひとりで完結するものではなく、多くの人と共有することでさらに
広がっていくものだと感じています。
この度の受賞を励みに、これからも一人ひとりに寄り添うレッスンをお届けできるよう
努めてまいります。
最後に──
Cafetalkで出会ったすべての生徒さんと、そのご家族の皆さまに、心より感謝申し上げます。
May K.
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