皆さんは何を目的にどんな方法でストレッチをしていますか?
ストレッチには動的ストレッチと静的ストレッチがあります。
カフェトークの受講者さんは柔軟性の向上・健康な身体作りが目的の方が多いと思いますのでコチラは静的ストレッチが効果的ですので、後程そのコツと効果をお伝えします。
ではまず、簡単に動的ストレッチについて説明します。
一般的には短距離や瞬発力を必要とするスポーツにおいては動的ストレッチの方が有効的です。
動的ストレッチは一般的に学生の頃体育の授業などで立ちながら「1・2・3ん4!」とか言いながら反動をつけて行っていた準備体操のようなストレッチが動的ストレッチと呼ばれます。
一方で、静的ストレッチは数秒間同じ筋肉を伸ばしているような、文字通り静かにゆっくりストレッチすることを指します。
柔軟性の向上にはこちらのストレッチが効果的で、その実施効果は一つに限られていません。
ストレッチの効果① 集中力の維持
集中力が低くなる主な原因は筋肉の萎縮だと言われています。ストレッチは悪くなった血行を良くし、集中力の維持に貢献します。仕事中、眠たくなった時などストレッチを是非実行してみてください。
(リクエストがあれば椅子に座ってできる簡単なストレッチ方法も伝授します)
ストレッチの効果② 可動域の拡大
可動域とは体の動かせる範囲のことを指し、可動域の狭い方は体全体のバランスが崩れやすく、怪我しやすい傾向にあります。毎日ストレッチを行うことで、関節や筋肉の可動域が広がり、怪我しにくい体をGetできます。
ストレッチの効果③ インナーマッスル強化
ストレッチのようにゆったりしたトレーニング種目は、内側にある筋肉(インナーマッスル)を鍛えられます。
ストレッチの効果④ 代謝UP
ストレッチは血行を促進し、体全体の体温上昇に働きかけます。常に体がポカポカした状態になるため、普段よりもエネルギーを消費しやすい体に。代謝UPはダイエットにも効果をもたらしてくれます。
ストレッチの効果⑤ 体のバランスを保つ
人間の体はコリや血行不良から少しずつ傾いていきます。改善するためには正しい姿勢をキープし、軸を元に戻すことが大事です。ストレッチはその状態を克服する最も手軽に行える方法になります。
(レッスン中のストレッチにて軸のずれを確認していきます。ご自分の弱い部位を確認していきましょう)
ストレッチの効果⑥ 睡眠の質の向上
ストレッチを行うと筋肉が緩み、血行不良から改善されて体温が上がっていきます。その結果、睡眠の邪魔となる冷えやコリなどのストレスを解消することに繋がります。寝る前のちょっとした時間を使って一層効果的な睡眠にしましょう。
そして、最後に静的ストレッチをする時の最大のコツは・・・
「呼吸」です。
正確には「腹式呼吸」がベスト!
なぜなら、特に柔軟性が硬い方はストレッチをする際に、筋肉が緊張している場合がほとんどです。
緊張した状態、筋肉が萎縮した状態では筋肉を伸ばそうにも伸ばせられないのです。
その時に、使うのが呼吸です。腹式呼吸にはリラックス効果があります。人間が寝ている時に使うのも腹式呼吸です。お腹で呼吸することで、体の緊張状態を緩和し、筋肉をリラックスさせます。そして伸ばすのです。
そうすることによって、呼吸を意識していない時よりも更に伸ばせることが実感いただけると思います。
是非トライしてみてくださいね。
(レッスンではストレッチの前に簡単に腹式呼吸でリラックスをする練習から入っていきますので不安な方、分からない方はリクエストいただければ腹式呼吸の練習時間を多めにすることも出来ます。)
レッスンリクエストお待ちしております!
CarrieKanae(キャリー)