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Cafetalk Tutor's Column

中村勇太 講師のコラム

弓の持ち方は見た目じゃない

2018年2月4日

弓の持ち方...みなさんいろんな写真や動画で研究されているかもしれません。

最近、自分自身レッスンで説明していて、だいぶ説明がクリアになってきました。

弓は大原則として、弦に対して直角に交わらせて、常に同じサウンディングポイントを弾かなければいけません。

そのときに、弓の長さと腕の長さ、そして楽器の(水平方向、垂直方向どちらもの)角度が複合的に関わります。

大切なことは、腕の長さと弓の関係から、手首、そして指の動きが大まかに決まっていて、個人の体格によって多少変化することです。

腕の動きとしては、腕の内側が外側に見えてしまうといけません。

腕の動きも手の動きも不自由になります。これはピアノも同じだと思います。

その上で、指のあるポイント、そして手のひらのあるポイントが弓のスティック、そして弓の毛が弦に触れた感触を感じ取れる手段を考えないといけません。

大切なことはその感触、感度、であって結果は個人の体格で見た目上は異なりがちです。

自分は今日、このZukermanの動画をみて、びっくりしました。

弓よりはるかに軽くて短い鉛筆で、その重さをコントロールできる感触と感度...ここを目指して頑張っていきましょう。

ヴァイオリンを弾かれる方はぜひ、真似してみてください。

なかなか鉛筆でこの発音と音量は出せません...自分も悶絶中です。

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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