よくあるQuestion: 文法の勉強は必要ですか?!

Rie_Takayama

こんにちは~!

タイトルの質問、よく聞かれるものです。
で、私のAnswerは・・・・YES。

私の場合、今まで学んだ言葉(英語、フランス語、イタリア語、そして挫折してそれっきりの韓国語とドイツ語含む)は、すべて基礎文法は習いました。基礎文法を修了するには、学校に通うなら大体週1ペースだと、期間にして1年くらいでしょうか。入門レベルから教えてもらうわけです。

なぜ文法が必要かというと、その言葉をマスターしていく上での土台なので、樹木でいうなら根っこの部分になるからです。ここの理解を、効果的な説明をもとに何度も文章の基本形に触れて、自分でも組み立てるドリル形式の練習なくしてマスターすることは、大人の場合まず無理と私は思っています。

子どもはほぼ右脳ベースの覚え方で身につけられると思います。それは遊びや、歌、大人や友達のマネなどをして、あるいは日常の動作と繋げて覚えます。子供がこれが可能なのは、思考がまだ出来上がってないからです。

でも、思考が発達しはじめて、あるいは出来上がっている中学生くらいから大人の場合、左脳を使って考えるようになってくるので、上記の方法だけでもいける部分はもちろんあるのですが、限界があるわけです。どうしても、限られたシチュエーション、限られた内容、限られた範囲の会話となり、「習ったフレーズは言えるけど会話はムズカシイ・・・」となってしまうと思います。

これを英語なら「英会話」と呼ぶように私は思いますが、みなさんどう思いますか?つまり、右脳だけでなんとか覚えよう!という練習です。「かろうじて」会話が出来るようになりたい → 限定されたシチュエーション、たとえば旅行を想定するならレストラン、空港、道を尋ねる、などの、最初に必ずどの言葉でも練習する「想定内会話」です。まー、勉強としては実はこのときが一番楽しいんですけどね。

皆さんが学校でやらされた英語学習のトラウマ経験にあるような「勉強」って、ほとんどが文法に関してだったと思うし、ハッキリ言ってつまらない上に、恐怖心すら植えつけられたのでは?と思うわけです。。。だって、間違えること=そのまま減点ですからね!

その反動で日本では、文法気にしないでしゃべろう!という「英会話」が生まれたように思います。でも、英会話どまり、ではその先の、私がいつも外国語学習のキーポイントとしてお伝えしている「コミュニケーションによって開かれる魅惑の扉(新しい自分に出会うための扉)」は開きません!!


いっぽう、「ほんとうに話せるようになるための学習」というのは・・・・

想定できないことも含めて様々なシチュエーションでコミュニケーションをとっていく、ということなんですね。もっともっと自分のことを語り、そしてもちろん相手のことを知り、というやりとりを繰り返していく。その過程で起きる誤解や行き違い、感情的なやりとりなども入ってくるわけです。

あるいは仕事なら、相手の言っているある部分は賛成だけど、ここは賛成できない、など自分の意見を論理立てて伝える必要もあるでしょう。

あなたの思考、感情や、日本人としての価値観、文化や歴史なども総動員して、自分の思いや考えを伝えるということ。自分を表現するということ。

そのときに、やらなければいけないことは、その言葉で自力で文章を組み立てるという作業です。これ、車で言うなら、それぞれの部品をちゃんと動く=相手に伝わるように組み立てられないとだめなんですよね。

これをなんとなく、とか感覚でできてしまう人もいるかもですが、それって幼少期に右脳ベースで感覚として身につけた、というのでない限り、やっぱり難しいように思います。

文法は多少間違っても大丈夫なんです。でも、間違う以前に組み立て方(=構造)がめちゃめちゃだと、まず機能しない(伝わらない)ですよね(笑)。

なので、私は基礎文法を最低限押さえるということはマストだと思っています。一定期間集中して取り組む必要があります。英語なら中学英語です。ここ(=土台)に自信がない方、そしてどうしても英語を話せるようになりたい方はまず基礎文法に1年取り組んでみてください。

英語に限らず、その言葉の絶対ルールをおさえる必要があるんです。

じゃあどうやって基礎文法を身につけるのか?!

これはですね、復習なら、わかりやすくて効果的なドリル形式の文法のテキストと出会って、繰り返し文法エクササイズを練習します。ゼロからスタートする場合は歴史と信頼のある学校で習うのがいいです。基礎文法に限ってははじめから独学はオススメしません。

文法ってそれくらい大切なんです。スポーツでも楽器でも、ヨガでもなんでもそうなんですが、はじめは上手くできなくてよくわからなくて当たり前。でも最初のスタートアップでしっかり基礎を身につけるかどうか?でそのあとが断然変わってくる。

すべてのことがらに言える「基礎の重要性」と一緒なんです。ここをすっとばして、話せるようになる方法って私はあまり信じていません(実体験と周りの語学仲間を見て思うことです)☆

また、私の意見では、その言葉の本国で作成されている現地から輸入された教科書などはよくできています。その代り、もちろん日本語では学べません。でも、それも想定されて作られているので、また海外では留学生たちは皆そうやって学びますので、実は早く学べるという利点もあります。ただ、こういったテキストを使って教えられる先生というのは、プロである必要があります。これが叶うのなら、輸入テキストを使うこともオススメだったりします。つまり、良質の輸入テキストで教えているその言葉専門の学校で基礎を学びます。

海外のテキスト、特に私が経験した欧米の言葉のものは、文法だけに特化したテキストというのではなく、文法をしっかり組み込みながら、でも楽しく学べるように工夫されていたりします。いろいろなエクササイズを繰り返すことで、総合的に身につけられるようになっていたりします。そして、英語なら英語で習うことになるので、英語がわからない人にこれができるのは、プロの英語教授法ができる先生、ということになるわけです。

私の過去の学習履歴をもつ、冒頭に挙げた言葉たち・・・最近イタリア語などはかなり忘れてきてしまって、先日久しぶりにイタリア人と会話したときに冷や汗ものだったので・・・・またぼちぼち復活させたいと思っています。そのために、スマホに「NHKゴガク」のアプリをインストールしました☆

基礎文法さえ押さえていればブランクがあっても、思い出すのも、また上達も早いんです。あとはとにかくどんどん使って間違ったりした経験などを積み重ねることで、「肉づけ」をしていけます。ここからが、いわゆる「独学」が生きてくる段階になるわけです!

文法はどうしても左脳学習が中心になります。ですが、このイヤな(?)左脳学習が終われば、あとは楽しい右脳学習も取り入れていくことで言葉はどんどん身につく、というのが私自身の体験から言えることです。映画を観たり、音楽を聴いて歌ったり、本を読んだり、、、、ていうか、文法さえマスターしたら、あとはむしろ右脳学習(=感覚と結び付けて体験として学んでいく)の方が絶対に効果的ですよ!

今回は私の「I can speak English」コースでよくお伝えしているコアな部分に触れてみました☆

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The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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