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Cafetalk Tutor's Column

Aisaka 講師のコラム

ボンゴレビアンコは和製伊語!?

2020年7月14日

こんにちは!アイサカです。

ムール貝が安い季節です!
イタリアはなんと1キロ200円ほどで手に入ってしまうんです。
新鮮なものは生でも食べられるそうで、プーリアではよく食べられているそうです。
(ただし牡蠣と同じであたる危険もあり)

ムール貝はイタリア語でcozza(コッツァ)、複数形だとcozze(コッツェ)になります。
私はレストランにて、このムール貝のソテーをよく頼みます。
リーズナブルだけど量はたくさんあるので、貝好きの私には惜しみなく食べられるからです。
日本にもあさりの酒蒸しがありますが、好きな方はこちらも試してみてくださいね!

ちなみにアサリはイタリア語でvongola(ボンゴラ)、複数形だとvongole(ボンゴレ)で、そう!ボンゴレビアンコなんです。
ビアンコは白という意味で、白ワインなどで味付けされているのでビアンコです。

しかし、私はvongole biancoという料理名はイタリアで聞いたことありません。
日本で言う「ボンゴレビアンコ」はイタリアでは「spaghetti alle vongole in bianco」になります。
もし“bianco”が“vongole”を修飾しているのならvongole biancheになり、意味は白いアサリということになります。
おそらくvongole in biancoを言いやすいようにinをとった、和製英語ならぬ、和製伊語なんでしょうね!

ナポレタンのような…笑

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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