レッスンを通して私も成果がありました

Haci(ハチ)

イタリア語をお勉強しているみなさん、こんにちは!

Cafetalk でイタリア語のレッスンをボチボチしているこの2ヶ月ほどで、私にも嬉しい収穫がありました。それは、

標準語を喋れるようになった

です。Evviva!

兵庫出身なので、バリバリ関西人。
関西人の典型で、標準語を喋るのはどうにもこうにも恥ずかしくなっちゃうのです。しかし先月、関西訛りでとうとうレッスンに差し障りが出てしまったので、一念発起して標準語アクセントで頑張って喋っています。(ところどころ微妙にイントネーションが違うと思いますが^^;)
「ナンだ、そんなこと?」と言われそうですが、私には大きい進歩です!イタリア語が喋れるくせに、標準語が喋れないって何それ?て感じだったので。わはは。

さてさて、イタリアにももちろん方言があります。
例えばミラノにはミラノ方言、ヴェネツィアにはヴェネツィア方言、ローマにはローマの、フィレンツェにはフィレンツェの、ナポリ、シチリア、サルデーニャなど。それぞれ「方言」というよりは、異なる言語という方があっているでしょうか?冠詞、名詞、動詞などいろいろ異なります。
しかしこの中ではミラノやその近郊で、ミラノ方言を喋る人は最早お年寄りくらいで、中年より若い世代は、それを解しても喋ることはありません。方言の言い回しは、日常会話にはまだまだ時々使われますけどね。

イタリア語のレベルがちょっとアップして、また、こちらに旅行に来られることがある人は、各都市の喋り方を聞き比べてみるのも一興かもしれません(私はマニアでしょうか?)。


方言の話とは全く関係ありませんが、先日お祝い事で演奏に駆り出されました。マッジョーレ湖のほとりの小さな教会で、結婚50周年のご夫婦のお祝いミサがあったのです。その後、マッジョーレ湖をクルージングし、ペスカトーレ島のリストランテにもご招待いただきました。少し写真を撮ったので、載せておきます。空がとても蒼く、空気が本当に爽やかで、「あ〜、だから北ヨーロッパ人は今も昔もアルプスを越えて、イタリアに訪れるのねえ」と実感しました。
やはりイタリアは素敵な国ですね。
みなさん、頑張ってイタリア語を勉強してください!(というオチ、いえシメ...)

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

Comments (3)

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  • chiaki.s

    わぉ、ベルガモ!ベルガモってミラノの近くなんですね。アロマセラピーで使うベルガモット精油はベルガモ原産の果実から作られる精油で、私のお気に入りなんです。そうか~、謎の言語の場所なのかぁ。そういうの聞くとなんだか嬉しくなりますね。これからもHaci先生のコラム、楽しみにしています。へばな。(今日は秋田弁でさようなら)

  • Haci(ハチ)

    chiakiさん、コメントありがとうございます。 そうなんです。ミラノの少し北東にある中世の街ベルガモの方言(ベルガマスコ)などは、ミラノから程近いにも関わらず、全く分からない謎の言語です(笑)。 ミラノはもちろん「ミラネーゼ」と呼ばれる方言です。ドイツ語やフランス語の影響が大きいので、ミラネーゼの記述にはウムラウトや、アクサン・シルコンフレクスなどがあったりして、面白いんですよ。 東北の言葉も、私は全然知らないのですが、分からないなりにも聞いていてホッコリしちゃいます。 ところでChiakiさんの仰る「公共の場でフォーマルに話す」ことに、私は今まで少し無頓着だったかなと思いました。人前で話す機会もあるのに、ちょっと反省。。。 標準語と方言のバランスを考慮しつつ、これからまたやっていきたいと思います^^ ほんならまた〜(それではまた)

  • chiaki.s

    おはようございます。イタリアにも方言があるんですね。考えてみれば当然ですが、なんだかとても新鮮です。私は埼玉出身なので標準語ネイティブなのですが、岩手県在住20年を迎えて、相槌はすっかりとーほぐ訛りです。お悩み相談でも「えぇ」とか「うんうん」って聞いているのは最初だけ。夢中になってくると「んだんだ」とか言ってしまってちょっと恥ずかしい。レッスンという公共の場で標準語を使ってフォーマルに話すということと、方言の持つあたたかさを自分の個性として活かすことのバランス、難しいですよね。私も自分の課題です。んだば、まんず(それではさようなら)

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