"アクセント"が自然な英語のポイントに。。。

Masamy

こんにちは。CafetalkのMasamyです。

先週レッスン(Cafetalkではなく、個人レッスンの方ですが。。)をしてて、ふと気になったことがあったので、ここで少し書かせてもらいますね。

前回「あいづち」について書いたのですが、それと繋がってます:)

短い表現で

Really?

I know.

などといったものがありますよね。これは皆さんよく使われたり、耳にしてると思います。

これらの表現というのは、アクセントを置く場所、又は声の強弱、発話するペースで、2つ、3つと解釈(意味)が拡がってくる表現です。ということは、1つの表現で2,3個の異なった意味合いの「あいづち」ができるという事でもあります。便利です。とっても便利です:)

文章で表現を説明するのは、限度があったりするのですが、出来る範囲でやってみますね。

例えば、Reallyというのは通常ぱっと頭に浮かぶのは、

A: I won a free round-trip ticket to Japan!! (日本への往復航空チケットが当たったよ!)

B:Really?(え?まじで?)

A:Yeah, really. (うん、まじで)

という、Bの「本当に?」という意味で使われることが多いですよね。発音は日本人が手こずりやすい種類です。(発音にかなり興味のある方、レッスンを受けてみてくださいね:))

ちなみにBの「まじで?」という場合、語尾が上がります。でもそれに対するAの「うん、まじで」の場合は、語尾が下がります。

語尾が下がる他の例としては。。。

A:I don't think I've ever lied to anyone in my whole life. (私今までに嘘付いた事たことないかも。。)

B: ........Really...? (まじで?)

と、一見さっきの例文と同じように見えるのですが、この場合の「まじで?」は、疑いの気持ちの入ったものです。(やはり文章にすると難しいですよね。。。笑)本当?と純粋にびっくりしてるバージョンと、「そんなことある訳ないじゃん。。」という気持ちを抱えた「本当なん?」というバージョンがあり、後者は語尾がだいたい下がり、表情も純粋な驚きは見えなかったりします(笑)

では、次にI know.。。。

A:  You need to finish up your assignment this week. (今週課題を終わらせないとね)

B:  Yeah, I know. (うん、分かってる)

I know.は文字通り、「知ってます」「分かってます」という意味で使われうことが多いです。

でも、全体的に強めでクリアな発話をする時は、少し違った感じの意味になります。

A: I just head that this whole week was going to be cold and rainy!!(今週ずーっと寒くて雨なんだって!!)

B:  I KNOW! (そうなんよ!!)

この場合、思いっきり大文字でI knowを表してみましたが、意味的には「そうなんよ!がっかりよ!!」みたいなニュアンスです。BもAが言った今週の天候のニュースはすでに知ってて、それに対してがっかり感を強く共有した感じになっています。この場合のI know.は、Iもknowも強くはっきり発話します。強調ですね:)

これらはほんの一部のマルチ表現ですが、他にもいろいろあります。前回の続きではありませんが、同じ短い表現でも、イントネーション、アクセントを変えることで、違った「あいづち」の意味を表すことも可能だということを知っておくと、便利かもしれないですね。そのためにも、やはり会話中は、英語の文章の訳に集中するのではなく、「いったい何の話しをしてるのか」と内容全体をリラックスして聴くことが大事になってきます。そのためにも、私は「発音」は大事な基礎になるかなと考えています。例えば、フランス語を話すにはフランス語を聴けないと意味が入ってこないのと同じように、相手の話す音(基本の発音)が聴き取れない(自分の音と違う場合など)場合は、なかなか理解に時間がかかると言われています。

私は発音矯正のレッスンをしてますが、よくアドバイスする自主学習に「音楽」があります。音楽が好きな生徒さんは、自分の好きなアーティストの曲を選んでもらい、なるべくサビ部分を選び、発音矯正のレッスンを集中的にします。まあ発音矯正なので、なるべくスローな曲(バラードなど)を選んでもらうようにはなるのですが(笑)そうすると、自分でも1人の時などに練習できるし、またサビの部分なので、ふと口ずさめますよね?その際、「あ、これはこの音だった。。。」などと意識できたりします。ある程度自信がついてくると、カラオケで熱唱することを実践する生徒さんもいらっしゃいます(笑)

なんでもそうですが、「好き」じゃないと、なかなか続かないもので、語学は特にそうです。上達が自分では分かり辛いため、諦めてしまう方も少なくはないです。勉強に好きな物を取り入れるというのも持続する秘訣では?と私は思っています。

今日も読んで頂き、有難うございました:)

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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