小春日和(こはるびより)という言葉があります。
小さい春の日和(空模様,天候)と書きます。天気は晴れです。
寒くもなく暑くもない、ぽかぽか陽気の1日のことです。
この小春日和、季節は春ではなく、秋 のことです。
春と思っている人が多いですが、春のように暖かい秋の日のことです。
間違って覚えている人が多いです。
日本人でも知らない人がいます。注意しましょう。
尚、関係のないグループの言葉がくっ付くと、後の言葉が濁音になることがありま
す。
小春(あまり使われませんが) と 日和は、別々だと こはる と ひより と読
みます。
小春 と 日和 は直接関係はなく、違うグループの言葉です。
こういう場合は、後の言葉の最初の文字が濁音となります。
小春日和の場合、日和の読み方が びより となり こはるびよりと読みます
他に例を挙げると
株式 かぶしき と 会社 かいしゃ ➡株式会社 かぶしきがいしゃ
株式 と 会社は、直接関係ありません。別グループです。
貧乏 びんぼう と 神 かみ ➡貧乏神(びんぼうがみ)
腕 うで と 時計 とけい ➡腕時計(うでどけい)
同じグループの例
田畑(たはた) 米を作る田(田んぼ) 野菜などを作る畑(はたけ)➡田畑(た
はた)
例外
人の名前の場合 田畑(たばた)と読む ➡固有名詞の為
後の言葉が濁音にできる か行 さ行 た行 は行 が条件
後の言葉の後ろに濁音がある場合、例外あり。
ライマンの法則は、例外がたくさんありますが、読み方で間違える生徒のみなさんは
先生に教えてもらいましょう。
生徒の皆さんは、ライマンの法則という言葉は覚える必要はありません。