お疲れ様です、Yoshiです。
話す技術以外で英会話を上達させる方法、このコラムで3本目。
今までのシリーズはこちらから↓↓↓
第3回目となる今回は、フィラー(filler)についてです。それでは早速!
●●●「フィラー」って何?●●●
「フィラー」(filler)とは、日本語でいう「あの〜」「えっと」「その〜」などのつなぎ言葉のことです。英語では、「well」「so」「let me see」などが有名なところですね。
どんなに英語力があっても、英語で話し続けるのは簡単なことではありません。途中でアイディアが出てこなくなったり、言いたい言葉が英語で見つからなかったりと、「英語で何を喋るかを考える時間」がどうしても必要になる瞬間があるものです。
そんなときに有効なのが「フィラー」、つなぎ言葉の存在です。
中高の英語の授業でも、サラッと触れられることもあります。「Let me see…」とかは練習した思い出がある人もいるのではないでしょうか?
しかし、この「Let me see」はやや古いというか、日常会話で多用されているかというと疑問が残ります。「Let me see」は「そうだねぇ・・・」のような、何かをゆったり時間をとって思い出したり探したりする時のつなぎ言葉として使われることが多く、やや汎用性に欠けるところもあります。3単語というのが長いですしね。
●●●これだけは押さえておきたいフィラー●●●
そこで、英会話で最も頻出であるフィラーを1つ今日は覚えましょう!
それが、「like」です。
これは「好き」という意味ではなく、あくまでつなぎ言葉としての「like」なので、特に一定の意味があるわけではありません。上級英語話者や英語ネイティブはこの「like」を非常によく使います。
実際にどんなふうに使われているのか、動画で確認しましょう。
歌手のビリー・アイリッシュのトークショーの動画です。彼女がフィラーの「like」をどんなふうに使っているのか、聞いてみてください。Youtubeでは字幕をオンにすることもできるので、ぜひ字幕ありでもみてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=hzmbCSHcSts&t=2s
冒頭45秒の彼女の発言だけタイプしてみると、こんな感じですね。
But when I was like…really, like 5 or 4? Or more or 3 – I don’t know. I used to watch a show called “The Electric Company,” and there was a guy on it, and he had eyeliner, and he was singing about H’s cuz it was, like, a little kids show, and he was like – the hook was like – What is it? It was like “My H’s”, like –
冒頭45秒だけでも、フィラーとしての「like」がたくさん使われていますね。
それでは最後に、実際に日常会話に使えるような例文を紹介して終わりましょう。
動画の内容からも顕著なように、よく使われやすいのが「I was like …」のような「主語+be動詞+like」のパターン。この後ろは形容詞を入れてもいいですし、ここでの実例のように主語の発言や心の声を入れることもよくあります。
細かな情報(数字や具体例など)を思い出したいときの時間稼ぎとしても「like」は使えますね。
基本的にフィラーは時間稼ぎに使うものなので、これ以外の使い方をしても不自然になることはほとんどありません。
むしろ、フィラーは使えば使うほど英語ができる人っぽく喋ることができる便利な言葉です。これ以外にも英語のフィラーはたくさんあるので、興味のある人は調べてみてくださいね。
●●●終わりに●●●
いかがでしたでしょうか?
フィラーが使えるとスピーキングもググッと楽になるはずです。次の英会話をする機会にぜひ「like」を使ってみることをおすすめします。
アウトプットをする機会を確保するのを忘れずに!
それでは!