桜・サクラ・さくら・・・
どの桜が好きですか?
漢字・カタカナ・平仮名
日本語学習者の方は大変だと思います。なんで3種類もあるの⁉
平仮名とカタカナはどっちか一つでいいじゃん!
そう、思いますよね~。
でも、「桜」「サクラ」「さくら」
それぞれに雰囲気があって文章にあった表記をしたい・・・。
それができるのが日本語のいいところなんですよね~・・・・
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と、今日は「サクラ」の語源になった日本神話の女神のお話です。
ご存知ですか?
木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)
この女神様、それはそれは美しく、開花した木の花、美と短命の象徴の女神様なんです。まさに桜の花。美しく咲き、さっと散る・・美人薄命なんですね。
この木花咲耶姫、ニニギノミコトと呼ばれる神様に求婚されて一夜を共にし、妊娠。
するとこのニニギノミコトが
「えぇ~、一回で妊娠~? 嘘だろ~。それ俺の子じゃないだろう? 」と最低発言をします(>_<)
ホント、サイテーなやつなんです。
で、当然怒った木花咲耶姫は、「あなたの子なら無事に生まれるでしょう!」と言い放ち、な、なんと 自分の産屋に火をつけて出産しました。
すごいですよね! 美しいだけの女神じゃなかったんです!!
もちろん、潔白ですから炎の中で無事に3柱の神を生みました。 (柱は神様を数える助数詞)
このことから木花咲耶姫は安産の神様、また火の神様として富士山に祀られるようになりました。
(それにしてもこのニニギノミコト・・・。天皇の祖神なんですが・・・。この話、ほかにもサイテー行動がありなかなか面白いです。)
そんなわけで、富士山の神様は木花咲耶姫、女性が登ると嫉妬するといわれ、長年女人禁制でした。
その富士北麓での桜はこれからです4月中旬頃。そしてソメイヨシノが終わるころ、富士山の桜、「富士桜」が咲き始めます。こちらは小ぶりで下向きに咲く花。その楚々とした感じから地元では「乙女桜」とも呼び大事にしています。
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