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Japanese short essay 『台所で抹茶をたてる』

Weekly Topic: There are many different ways to prepare a tea around the world. How do you usually drink yours?

LISA HAYASHI

みなさん、こんにちは!日本語TutorのLisaです(^^)

みなさんは、抹茶(まっちゃ)と聞くと、どんな言葉を想像をしますか。

茶道、むずかしい、規則(きそく)が多い、道具がたくさん必要…

私は週に2回くらい、朝、台所で抹茶をたてています。
(抹茶を作ることを、「たてる」と言います)

実は、一番簡単に抹茶をたてるときに必要な道具は、
①抹茶を飲むいれものと、②粉と湯を混ぜるための道具、だけなんです。

①は、できれば底が丸いいれものを用意しましょう。
マグカップのように底が平たい(まっすぐ)と、うまくお湯と抹茶の粉が混ざりません。

②は、茶筅(ちゃせん)という専用の道具が良いです(1000円くらいで買えます)
もし買えない場合は、マドラーのような小さい泡だて器を使います。
いれものに傷がつくので、シリコンやプラスチック製が良いです。


では、私が台所でお茶をたてる様子を、すこしだけご紹介しますね!

まず、抹茶をふるいます(網に通して、粉のかたまりを無くします)。
わたしは抹茶をふるう専用の道具を使っています。




ふるった抹茶は、とても細かくてフワフワです。


温めておいた茶碗に、抹茶をいれます。
ティースプーン2/3くらいの抹茶でたてるのが、好きです。




お湯を少しずつ入れます。だいたい50ccくらいです。
その日の気温や湿度で、お湯と抹茶の量は少し変えています。

茶筅(ちゃせん)を使って、お湯と抹茶の粉をよく混ぜ合わせたら、できあがり!!



茶道の流派(りゅうは)によって、お茶のたてた後の見た目は違います。
表面がカプチーノのようにきれいな細かい泡でおおわれるように仕上げる場合が、多いです。
私が大学生の時に経験した流派では、あまりたくさん泡は作りません。

大事なのは、粉のかたまりが残らないように、しっかりお湯に溶かすこと…!
抹茶の粉がよくお湯に溶けていると、香りも良く、味も良い抹茶が出来上がります。

専用の道具がなくても、このポイントさえ押さえれば、美味しい抹茶を楽しむことができます。


「ニュースでまなぶにほんご」では、「茶摘み」や「抹茶スイーツ」などの話題も扱っています。
気になること、気になる日本語を、ニュース記事を使って一緒に勉強してみましょう♪

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This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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