みなさま、こんにちは。
英語と日本語講師のリナです。
先日、嬉しい報告がありました。
生徒の一人が英検準1級に合格したのです!
彼女は、筆記試験は前に合格していたのですが、スピーキングに落ち、再挑戦でした。
なかなか緊張しますよね、スピーキングの試験は。
私もその気持ち、とてもよくわかります。
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
質問を理解していても、言葉が出て来なかったり
そもそも緊張しすぎて質問が頭に入って来なかったり…
いろいろありますが
今回、彼女とスピーキングの練習をしていて、「ここをもうちょっと!」と感じたことをお伝えしようと思います。
まず初めに、度胸と慣れ!
これは本当に大事ですね。
英語を使う上でも、試験でも言えることだと思うのですが、
多少間違えたとしても、とにかくやってみよう!と思う気持ちはとても大事です。
日本で生活していると、日常の中で英語を使う機会ってホント無いに等しいです。
なので慣れていない、というのは当然のこととしてあるのですが、
「もう少し上手になってから」とか「今はまだちゃんとできないから」と
恥ずかしがったり、間違いを怖がると、どんどんチャンスは逃げていきます。
彼女も、英語の勉強、という意味では十分時間をかけたので、
あとは英語を使うことに慣れるためにとにかく英語でたくさん話してもらうことにしました。
インプットばかりでは足りないので、アウトプットする、ということですね。
(インプットが足りない状態だと、アウトプットで出てくるものは少ないので、
あくまでも、十分なアウトプットをしたうえの流れです。)
少なくとも週1で、ネイティブの先生と話す練習をしてもらい、
英語に対する慣れと、全く日本語が通じない環境で自力で伝える度胸をつけてもらいました。
そして、もうひとつ、とても大切なこと。
それは、自分の考えを持つ、ということです。
特に英検準1級になると、社会的な問題を聞かれることが多いです。
「将来日本の電力消費量が上がると思いますか?」
「人手不足を解消するためには積極的に難民を受け入れるべきですか?」
など…普段の生活ならそこまで真剣に考えない、というような質問内容が出てきます。
ニュースなどをよく見ていて、常に自分の考えを持っていれば何の問題も無いのですが、
特に自分の考えを持っていないと、いきなりそのような質問をされても
そもそも日本語脳でも考えないものが、英語脳ではなかなか思考が働かないのですね。
なので、英語で考えることはもちろんですが、その前に、
まずは今起こっている問題をニュースなどを見て知ってもらい
そして、家族や友達、誰でもいいのでそれについて話をする(日本語で)
ということを日常の生活の中でしてもらいました。
もちろん、興味のある分野、無い分野で、得意不得意は出てきますが、
それでも見違えるくらい自分の意見を言葉にすることができるようになりました。
これは本当に大切な練習です。
スピーキング試験の前には是非一度、これらの練習を取り入れてみてください。
응답 (0)