以前に「激しく口を動かすのだ!」というコラムを書いたのですが、
当時オープンソースだったYoutube動画が非公開になってしまい削除。
だけどね、「口を、舌を、唇を『思っている以上に』動かすのですよ」と言ってもどうしても日本語話者には伝わらない。
というか「思っている以上に」の部分がどうもピンと来ないようなのです。
生徒さんには「Youtube動画で色々見てみてね♪」とお伝えしているのですが、
一つの例をここにアップいたします。
地方局のニュース番組の女性アナウンサーです。
何を言っているか、はわからなくて良いので、とにかく口元に注目してください。
どうぞ!
(とにかく、手を動かさずには話せないところにもご注目あれw)
ちゃんと発音するには、ネイティブでもここまで口を、唇を動かします。
音というのは空気の通り道の形で決まります。
笛を吹く時、押さえる穴次第で音が変わりますよね?
空気の通り道、出口の多さ(=大きさ)で音が変わるから、指で穴を塞いだり開いたりしてメロディーを奏でます。
言葉の発音も同じです。
だからこそ、
・肺から送られる空気の出口(=まずは喉の開閉、舌の根元の下方向への下げ具合)
・その後の空気の通り道(=口腔内の空間=広さ、狭さ、舌の位置や形による空気の通り道の制御)
・空気の最終出口(=唇の形、開け具合)
が、ひっじょ〜〜〜〜〜〜〜に、非常に重要です。
だって、上記3つで音が決まるんですもの。
どれひとつかけても、正しい発音はできません。
とにかく激しく口を、唇を、舌を動かすのです!
その筋肉がないと素敵にイタリア語を発音するのはかなり難しいです。
長年イタリアに住んでいてもできない日本人はとても、とても多いです。
一方、筋肉さえつければ、日本在住でも大丈夫!
要は「ちゃんと筋肉使ってますか?」ということです。
ここで今一度上記動画をご覧ください。
手鏡をとってみてみましょう。
速度はともかく、こんな風に唇を動かすことができますか?
ほとんどの日本語話者は現時点では「むり!」とおっしゃるでしょうね。
でも大丈夫!
だって、誰にでも同じ筋肉があるんですもの。
あとは鍛えるか、鍛えないか、それだけです。
そう、あなた次第
発音ができると、外国語学習が楽しくなりますよ♪
どこまで筋トレするかどうかはともかく、
少なくとも「知っておく」ことはお薦めします。
「知る」だけで違いが見えてきますよ〜♪
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