忘れることは恥ではないの、忘れたら思い出せばいいの。

ARI T.

どうも、イタリア語ペラペラ応援団団長のAri T.です!
だけど、ペラペラを目指しているわけじゃない方も応援しています♪

皆さん!
忘れる、というのは脳の正常な機能です!
レッスン中によく感じることなのですが「忘れてしまった」と嘆く方が多いです。
嘆く必要はありません。
あなたの脳が正常な証です。

脳はあなたにとって大事な情報と、そうでない情報を仕分けします。
脳が勝手に「この情報って重要じゃない」と判断します。
そして、顕在意識から潜在意識(無意識)の領域に仕分けします。

この判断基準をクリアした情報のみ「大事な情報」として顕在意識内にとどめてくれます。
潜在意識の領域に仕分けされたものも「思い出す」作業をすることで一旦顕在意識に上がってきます。
つまり「思い出した=覚えている」状態になります。
だからね、思い出せばいいですよ♪

脳がどうやって判断しているか、というと、
・頻度
・印象の強さ
などなんです。

「あ、そうだ、あれを取りに隣の部屋に行こう」と思って隣の部屋に行ってみたものの
「あれれ?何しに来たんだっけ?」
ということ、ありますよね?
大切なものなのにどこにしまったか忘れて探しまくる。
ありますよね?
これを回避するのは簡単です。

隣の部屋に行く前に「私は今から◯◯を取りにとなりの部屋に行く」と声に出すのです。
大切なものをしまう時に「私は◯◯を〜にしまう」と声に出して指差し確認するのです。
これで「忘れる」ことをかなりの確率で回避できます。
要は強い刺激を与えることが重要なのです。
考えるだけでなく、口を使って声に出し、それを耳を使って聞くことで脳に強い刺激がいきます。

そう、もうお気づきですね?
だから音読なんですよ!
忘れたくなければ、頻繁に覚えたいことを口にするだけでいいんです。
その労力があなたにとって価値があるならやれば良いし、
そこまで一生懸命でもない、というならばやる必要はない。
それだけです♪

忘れるのは、あなたにとって重要な情報だと脳が判断するかしないか、ということ。
これを知ると、いろいろなことが変わるかも!?
とにかく、声にしましょう♪

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The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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