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Cafetalk Tutor's Column

caoli 강사 칼럼

秋にやりたいことと最近読んだ韓国小説

주간 토픽: Something I like to do in Autumn

2022년 10월 11일

 この秋やりたいこと

・家中の大&大掃除(年末までかけてガッツリやる)

・韓国以外の国の小説を読む

 

『「その他の外国文学」の翻訳者たち』という本がすごく面白くて何度も読み返してるのですが、最近また読み返してガイブン熱が高まっています。

 

↑の本で紹介されてたタイ文学と、アジア文学傑作集みたいなやつを図書館で借りてきて、読むのが楽しみで震えています。(面白かったらこの講師コラムで紹介します。何も音沙汰がなかった時は「面白くなかったんやな」と察してください)

 

読書の秋なので本が読みたいけど、まとまった時間が取れない、ついスマホを見たりして読書に集中できない、という方、zoom自習室で読書しませんか?

zoomを繋いだまま読書したり勉強したり、各自やりたいことをもくもくとするだけの会です。週1くらいで不定期に開催してます。

(質問がある場合はチャットやブレイクアウトルームで対応します)



毎週金曜日は21時から韓国の本のつまみ読みもしています。(本を買う必要はありません!ネットで無料で読めます)

基本的に参加者全員で訳していって、疑問点や感想を日本語でゆるく語り合ったりする感じです。聞くだけの参加もOKです。

 

<以下、私が最近(でもない)読んだ韓国の本を紹介します>

 

『四隣人の食卓』

近未来SF。選ばれた四家族が共同でとある地域の同じマンションに住み、なんでも共同でやる。昔ママ友の人間関係のドロドロを描いた日本のドラマのキャッチコピーで「ようこそ、ママ友地獄へ」というのがありましたが、ほんとそれ。地獄&地獄。

 

『サハマンション』

これも近未来SFで、控えめに言って地獄。舞台は韓国なんだけど、アウトオブカーストのサハという人たちが暮らすマンションがあって....

何日も朝が来なくてしかもずっと雨降ってる、みたいな気分になれる小説。

 

『ニューヨーク製菓店』

地獄要素はないが、決して明るい気持ちになれる小説ではない。著者の実体験小説らしい。
キーワードをあげるとしたら哀愁、故郷、虚無感。

 

『白い船』

歴史問題とか深く考えなければ地獄要素は薄い。

珍しく高麗人が出てくる小説。「ソ連崩壊後、ドイツやイスラエルはソ連にいた同胞を迎え入れたのに、コリアは?」←それな

 

『ファンタスティック・ガール』

軽くて明るめの地獄。

Netflixで「こんにちは?私だよ!」というタイトルでドラマ化されてる模様。

ヤングアダルト文学ですが、大人が読んでも十分楽しめます。

ルッキズムとか公務員試験とか韓国社会の闇が伝わってきて一瞬「あっ...いつもの...」ってなるけど、最後は前向きになれるような感じなので精神衛生に悪影響はないと思う。多分。

 

『믿음에 대하여』

未邦訳の静かな地獄。作者がゲイを公表してる人で主人公たちもゲイなんですが(ちなみに小説)、コロナ初期にイテウォンのゲイクラブでクラスターが発生してめちゃくちゃ叩かれてたの覚えてます?まさにあの話とか出てくるし、登場人物の一人はイテウォンで飲食店経営してる人だし、コロナ禍の社会全体が鬱々とした感じ+韓国社会でゲイとして生きることのああああああって感じがふんだんに盛り込まれていてとても良かったです。

韓国のインターンという奴隷制度についての描写もリアルでよかった。私は自分がインターンやってた時のことを思い出して苦しくなりましたが。

 

『대체 뭐하자는 인간이지 싶었다』

一見オシャレだけどこれ一番タチの悪い地獄なんじゃないか、と思わされる本。『悲しくてかっこいい人』というタイトルで邦訳されてるようです。イ・ランという日本でも活動してるアーティストのエッセイ。『日刊イ・スラ』に似た印象。

最初の方はアーティストの日常、中盤日本滞在時の話とかも出てきて、後半は死神に取り憑かれた感じの雰囲気。彼女のメンタルがとても心配になる。イ・ランのお姉さん、去年自殺してしまったらしいし.....


(韓国映画もたくさん(でもない)見たので次回紹介します) 

이 칼럼은 강사가 게시한 글로서 강사의 주관적인 의견이며 카페토크의 공식 입장이 아닙니다.

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