最近読んだ本の話。
私達を取巻く世界には、視覚に頼り訴えるツールが次々と生み出されている。検索するだけで簡単に情報を得、美しい風景にも出会えたりする。
私達を取巻く世界には、視覚に頼り訴えるツールが次々と生み出されている。検索するだけで簡単に情報を得、美しい風景にも出会えたりする。
そんな中、本書は、著者が広く視覚障害者の方々と交わりその経験から、その想像力に満ちた脳内世界をわかり易く、ユーモアたっぷりに解き明かしている。
それは読者である我々が羨ましくなるほど自由で広々とした想像的脳内空間である。
それは読者である我々が羨ましくなるほど自由で広々とした想像的脳内空間である。
見えないという自由度の減少をポジティブに変える力、想像力。そんな彼らの様に情報から受け取る意味合いをより自由に広げる事ができるなら、我々が困難や生きづらさを感じた時も、前向きな一歩を早く踏み出せる気がする。
そうして自身の脳みその硬さを思い知ったわけだが、大海原へ導いてくれる爽快な一冊でもあった。
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