はじめまして、仏語講師のTiaré(ティアレ)です!ビストロの手書きメニュー(筆記体)からディクテを考察してみた。

Tiare_FR

皆さん、はじめまして!
フランス語ナビゲーター&講師のTiaré(ティアレ)です。

先日、ロンドンから来た友人と一緒に、
数年ぶりにパリのワイン屋さん兼ビストロへ行ってきました。

 

ここはメニューが日替わりで、手書きなんです。

 

味があって、いかにもビストロって感じで良いんですが、
手書きの文字(ほぼもれなく筆記体!)って正直読みにくいですよね。

 

(手書きのメニューのイメージです。)



かくいう私も、最初は本当に何が書いているのか分からず、
途方に暮れたものです。

でも、今はなぜ読めるのか?

 

それは「当たり」をつけられるようになったからです。

 

少しずつですが、

仏語の筆記体(手書き)に慣れて、

食材や調理法にまつわる単語に触れて、

フランス料理の定番メニューを知っていくにつれ、

段々読めるようになっていきました。

 

友人にメニューを説明していた時、ふと思ったんです。

「コレってディクテができるようになる過程に似てるのでは?」と。

 

何が似ているかというと、

 

ディクテにおいて、聞こえた音を逐一、闇雲に書き取るだけでは
正しいフランス語は書けません。
(これは、フランス語ネイティヴの小学生のディクテ答案を見ると、
時々卒倒しそうになる母親=私が一番よく分かっています。苦笑) 

 

聞こえた音は、まずどういう綴りになるのか?を知って(=綴りと発音)

 

その上で、フランス語を書き取る際に出会うであろう大きな罠(=同音異義語)を回避し、

 

主語に対して動詞の形を正しく活用させたり(時制+動詞の活用)

 

形容詞や過去分詞に気をつけたり(性数一致)

 

あらゆる方向から「当たり」をつけられるようになって、
正しくディクテができるようになるんだと思います。

ディクテはフランス語初級者にとっては、ちょっと敬遠されがちです。
でも、だからこそ、ディクテを少しずつ日々の学習に取り入れていけば、
着実にフランス語力が身についていきます。

ただ、ディクテが良いのは分かっていても、
どんな教材を使えば良いのか見当もつかないし、
間違えた箇所は分かっても、そこから何を学べば良いのか…。

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最後までお読み頂き、どうもありがとございました。

TIARE_FR (ティアレ) 

 

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