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Cafetalk Tutor's Column

KOBA 강사 칼럼

[レッスンの余白⑧] 日本語教師になってよかったこと その1

2023년 5월 23일

※「レッスンの余白」は、わたしが日本語教師をする中で感じたこと、

 思ったことをお伝えするコラムです。

 

私は、広告(こうこく)会社で38年、大学教授として7年働いた後、

日本語教師になりました。

何かもうひとつ新しいことに挑戦(ちょうせん)してみたいと思って始めた仕事です。

(なぜ、日本語教師になったのか、ということについては

 これまでのコラムでお話しました。)

 

Cafetalkで日本語教師として仕事をするようになって4ヶ月、

想像(そうぞう)していたよりもずっと楽しい毎日を送っています。

 

何よりも、私にとってよかったのは、

この歳(とし)になって、

自分の世界が広がったと感じていることです。

 

日本語についても、日本についても、

生徒さんとのお話の中で、

まだまだ知らないことがたくさんあるということに気がつきました。

 

たとえば、あらためて感じる日本語の難しさ、

日本に生まれ日本で育った私には

当たり前だと思っていたことが

外国の方の立場に立つとなんと難しいのでしょう?

 

助詞の「に」と「で」の違い、「へ」と「に」の違いのこと、

外来語(がいらいご)という不思議(ふしぎ)な日本語のこと、

中国語には有声音(ゆうせいおん)と無声音(むせいおん)の区別がないから

中国の方には「か」と「が」、「ぱ」と「ば」の聞き取りや発音が難しいこと、

数え上げたらきりがありません。

 

また、日本の行事(ぎょうじ)や文化のことについても知らないことばかり。

正月の「松飾(まつかざ)り」の意味、「節分(せつぶん)」て何?日本三大祭りは?

 

さらに、生徒さんの国のことについても

新しく知ることがたくさんあります。

中国、台湾、シンガポール、インドネシア…

行ったことはあっても、

仕事で数日、旅行で数日行っただけの国々が実はどんな国なのか、

どんな町があるのか、

レッスンの前には、その国の地図を広げます。

そして、

生徒さんのお話を聞きながら、

それぞれの国が自分の中で
生き生きとした現実の国とそこに住む人になるのを感じます。

 

長く生きていると、

自分がなんでも知っているような気持ちになりますが、

自分が「何も知らない」ということを「知る」ことで、

まだ知らない世界や、知らないことへの期待がふくらみます。

 

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KOBA
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