イタリア、ぼったくり回避術【5】:「No」と言う。- Chi tace consente.

ARI T.

どうも!

イタリア語ペラペラ応援団団長ARI T.です!
このシリーズの一番最初に
分からないなら”Sì"と言わない
と言いましたが、
さらにそこから一歩すすんで、
Noと言いましょう♪
結局、これです。

↓シリーズ完結♪永久保存版↓

イタリアでのぼったくりにご注意を:SCONTRINO PAZZO! 「クレイジーレシート」

イタリア、ぼったくり回避術①:って言っても正攻法ですけど…エヘ(ꈍᵕꈍ)

イタリア、ぼったくり回避術【2】:知ってるけどできない?分かるけどぉ〜

イタリア、ぼったくり回避術【3】:「お財布を見せるな!」の重要性について

イタリア、ぼったくり回避術【4】:防犯にも最適なバッグ♪

イタリア、ぼったくり回避術【5】:「No」と言う。- Chi tace consente.

昭和の後半、
「Noと言えない日本人」という本が
大ヒットしました。
あれから40年近くたっても、
やっぱり面と向かっては、
Noと言えない日本人。

でもこれは良いところでもあります!
だからこそ日本と日本人は、
かなり独特な存在なのだと思います。

だけどそんな美点も、
イタリアでは捨ててください。
分からなければと言わない。
嫌ならNoとはっきり言う。
ごくごく普通のことです。

スリに囲まれたら大声を出しましょう。
No!と叫びましょう。

値段の分からないものを勧められたら、
No, no grazie
言いましょう。


まずはキッパリと意思表示が大事。
それだけで引き下がるかどうかは分かりません。
それ以上のことになれば、
イタリア語も度胸も必要でしょう。

それでも
意思表示は大事です。
と言わなかったとしても、
黙っていてはいけないのです。

Chi tace, consente.

  =黙っている者は同意している
イタリアの諺です。
何も言わないと、
それは同意と都合よく解釈されます。

イタリア語ができるかどうかはともかく、
とにかく「嫌だな」と感じたら
Noと言える日本人になって、
楽しい思い出だけを胸に、
ご帰還ください♪



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