ハノン、スケール練習法5

Kana K

 

こんにちは、かなでピアノスクールのカナです^^

今回は、
ハノン練習法5として、
テンポの上げ方についてお話ししますね。

前回までお伝えしたことを簡単におさらいすると、
音の粒を揃える練習が大切だということです。
音の粒を均等に揃えることで、
より美しい演奏が可能になります。
そして、
音量や表現力を意識した練習が次のステップになりますよ^^

さて、
今日はテンポの話をしていきます。
ハノンのテンポをいつ上げていくか、
というポイントです。

皆さん、
早く気持ちよく弾きたいから、
ついテンポを早くしてしまうことがあるかもしれません。
でも、
音の粒がしっかりと揃うまでは、
テンポを上げるのは待ってくださいね。

まずは、
音の粒が揃った状態で、
その上でテンポを徐々に上げていきましょう。
テンポを一気に上げてしまうと、
音が崩れてしまうことがありますので、
急がずに、ゆっくりとテンポを上げていくのが大事です。

ただし、
練習には色んな方法が必要です。
ですので、
時々はかなり早いテンポで弾く練習を1、2回は取り入れても良いです。
その上で、
基本的には、
色んなテンポを使って練習をしましょう。

テンポは、
半分の速さや、
音の粒を揃えやすいテンポで練習することも大切です。
音の粒が揃っているかを耳でしっかり確認できるテンポで、
練習することをおすすめします。

もし、
練習をしていて音が崩れてきたなと感じたら、
滑っている場合には、
音の粒を細かく連打する練習や、
リズム練習を取り入れて、
基礎を鍛えることが大切です。

こういった地味な練習を積み重ねていくことで、
そのうち早くて綺麗な演奏ができるようになりますよ^^
焦らずに、
少しずつテンポを上げていくことが大事です。

ピアノを学んでいる皆さん、
音の粒をしっかりと揃えてから、
テンポを上げていくことを意識して練習してみてくださいね!

次回も役立つ練習法をお伝えしますので、
お楽しみに!

【かなでピアノスクール】
かなでピアノスクールへはこちらから https://kana-piano-school.site/

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The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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